月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

Page.59「ダンスラッシュが与えてくれたもの」

本当に久しぶりに筆を執る。

およそ1年以上振りのブログとなる。


そもそも、このブログを書き始めたきっかけとして、

まだ稼働初期であったダンスラッシュを今から始める人向けに、

ダンスのこと、音楽のことなど、色々な情報を提供するためのものだった。


2019年から書き始めていたブログであったが、

気が付けば2022年、早3年も経過している。

それに伴いダンスラッシュやそれを取り巻く環境も変わってきた。


良い意味でも悪い意味でも、落ち着きを見せ始めたダンスラッシュだが、

ここらで一度、3年を振り返ってみようというのが今回の趣旨だ。


ダンスラッシュで得たものは、


①多くの友人、人脈

②幅広い音楽への興味

③Neoswingダンサーとしての1歩目


掻い摘むと、この3つだ。

それぞれ詳しく思い出していきたい。


①多くの友人、人脈

2018年~2019年の稼働初期ではまだコロナも流行っておらず、

コナミ公式が主導で多くのイベントが開かれていた。


・ステップ練習会

ラウンドワン交流会

・KAC


ShuffleダンサーであるEXSさんやH-boyさん、そして蘭世さんが各地へ来て、練習会や交流会などを行っており、そこで知り合った方も数多い。


KACについても、コロナ禍では開催が難しくなってしまったが、

2019年のNISHIくん、りりぃさんらの決勝戦はまだ記憶に新しい。


内容的には、2回実施されているが、

KAC課題曲で曲で思い出した方がわかりやすい。


・Catch our fire

・ランカーキラーガール

・世界の果てに約束の凱歌を


このうちの3回目に当たる凱歌の分のKACは、

2022年2月時点ではまだ実施されていない。どうなるだろうか。


話がズレてしまったが、ダンスラッシュの凄い点は、当初からも話していた通り「コミュニケーションツール」として、とても有用である点に他ならない。


要素的に「音ゲー」「ダンス」「音楽」が含まれているため、色々な方向で人と話を共有しやすく、


「音楽」からはクラブイベントへ派生し、

「ダンス」からはダンスの練習会へ派生することで、

各地方で様々なイベントが開かれ、そこにプレイヤーが集まった。


筆者も東京、大阪、広島、山梨など、色々な場所に赴いて、多くの方とイベント、ダンス練習で繋がりが出来た。


もちろん、中には今ではダンスラッシュに殆ど触れていない方もいるが、繋がりは切れず、会えば以前通り楽しい時間が過ごせるだろう。


筆者は社会人ではあるが、学生と異なり、

社会人となるとこうした同好の士を見つけるのは本当に難しい。しかも、趣味が合うだけでなく、価値観などまで合う人を見つけられたなら、もはや、ダンスラッシュを「たかが音ゲー」とも言えない気はする。


②幅広い音楽への興味

これは音ゲー全般にも言えることだが、

ダンスラッシュをやっていると音楽への接し方が少し変わってくる。特に感じるのは「これ踊れるかな」という視点が出てきたことだ。


他の音ゲーに接していると、割と多いのはBPM180程度で、それらを基準にすると、ダンスラッシュの楽曲のメインBPM帯である、BPM100~150はとてもゆっくりに感じるのだが、実際に踊ってみると、BPM150でRMするしんどさに気づく。


かといって慣れてくると、BPM100って遅いなってなるので、慣れてくると文句も増えるのだなというお気持ちを抱いた。


③Neoswingダンサーとしての1歩目

これが自分でも一番驚いたし、一つの節目にもなった。特殊な例ではあると思うが、備忘録として書いておきたい。


TwitterInstagramでは書いているが、

2021年11月より、スペインで活動するアーティストグループである、「Crazy Red balls」に専属Neoswingダンサーとして所属することになった。


2019年にダンスラッシュでダンスを初めて、

2020年にNeoswingに出会ってNeoswingを練習し始めて、

2021年に専属ダンサーとして所属。嘘みたいな本当の話だ。


もちろんこれは音楽ジャンルとしてのElectroswingや、ダンスジャンルとしてのNeoswingというものが、日本ではとてもマイナーで萌芽期だったということもある。


ただ、一つだけ言えるとしたら、

2年以上Neoswingの練習をやめなかったことと、情報発信をし続けたことの2つだ。TwitterInstagramは編集せずそのままアップロードしていたので、ちゃんと数えてはいないが300本以上は動画を投稿している。


Youtubeについてはダンス動画にナンバリングを行い、とにかく100本を目指してコンスタントに投稿を続けた。


そこから、Wolfgang lohrからは彼の運営している、「Electro swing thing」にダンサーとして取り上げてもらい、Madam MisfitやSzigeti Juliからダンス動画をMVに使ってもらった。


その縁があって、Crazy red ballsに所属する運びとなったわけだが、ずっと同じことを続けて、発信をし続けていると、「〇〇の人」「〇〇に詳しい人」というような見方になっていき、何か依頼事項等が出てきたときに、話が飛んでくるようになる。


やはり、好きなものは好きと言い続けていて損はないということのようだ。

変な方向でレッテルだけは貼られないように気を付けたい。


・ダンスラッシュに出会ってからの3年

正直、このゲームの凄さに3年経った今でも驚いている。


ダンス未経験者でも遊べるゲーム性、

スコア面でも楽しめる音ゲーとしての要素、

そして、プレミアムによる動画公開機能による、

他者との繋がりの創出に加え、他の人のダンスを見ることで、更に上手くなりたいという成長を促す要素。


恐らくだが、一人で遊んでいるだけは飽きかねないのは、他のゲームでも同じだろう。MMORPGをソロでやっているようなものだ。


音ゲーでプレイヤー同士を繋げる試みは他にもあったはずだが、ダンスラッシュが一番ストレスフリーに行えるプラットフォームを作り上げた。


「誰かがやっている」ことを知れることは本当に大切で、ダンスラッシュが終焉を迎えるとしたら、プレミアムの動画を上げても、ほとんど誰からも反応が無くなった時だろう。


逆に言うのであれば、人のプレミアムを見て、

気持ちが動くのであれば、まだこのコンテンツは続いていくだろう。


・今からダンスラッシュに触れる方へ

2018年3月から稼働し始めてもう4年弱経っており、音ゲーとして楽曲も沢山増え、プレイヤーも習熟してきている。


TwitterYoutubeで周りを見渡せば上手いプレイヤーも多く、ゲームセンターでも上手い人を見かけるケースもあるはずで、そこで、尻込みをしてしまう可能性も十分にある。


3年前にダンスラッシュに出会った人はそこが幸運なところで、みんなが初心者でスタートし、意見交換をしながら上達してきた。

その時が一番熱があったはずだし、界隈としても一番盛り上がっていたのは間違いない。


ただ、だからと言って、今からスタートするのは遅いわけでは決してない。


お手本やチュートリアルの量も段違いに多いため、初心者からでもちゃんと取り組んでいけば、上達は早い。


現に最近始めたプレイヤーの伸び率の高さはとんでもなく、ある一定の段階まで到達するスピードが早い方が多くなった印象だ。

そのため、諦めずに色々な情報を取り入れながら努力してほしい。


・上手くなるための3か条


①情報を貪欲に収集する

②好きな動きをとにかく真似る

③身体に染み付くまで練習をする


これに尽きる。


ダンスはスポーツと一緒で、見ているだけでは上達しない。色々な動画見て、実際に身体を動かしていくことで初めて上手くなる。


逆に言えば、練習しなくては何も上手くならないということだ。


Twitterで練習動画を公開してもいい、

Youtubeにダンスラ動画を上げ続けるのもいい。


一人で頑張り続けることは本当に難しいため、

色々な方に見てもらいながら、やり取りをして、

折れずに楽しんで続けていくことが、一番の上達の近道と感じている。


2022.2.4 ESS Hachi

page.58 「今が旬、広がるElectroswingの世界に触れる」

Electroswing、NeoswingというタグでTwitterGoogleで毎日検索を掛けている筆者ではあるが、最近になって

 

Electroswingいいね!」であったり、

このジャンル何ていうの?Electroswing?

 

というような声が、少しずつ増えてきたように感じる。

 

それもあって今回は、最近知ったという人から、興味を持って聞き始めている方にも楽しめるように、最近のElectroswing界隈から色々とElectroswing楽曲を紹介したい。

 

なお、このブログ内では厳密にElectroswingを定義して話はしない。

「4つ打ち」「ブラスなどの管楽器が使われている」辺りの、Electroswingらしさを含有しており「それっぽいかな?」くらいの楽曲も色々取り上げている。

Electroswing警察には今の所遭遇したことはないものの、もし私服警察官やGメンがいた場合はご容赦願いたい。

 

◎Pick up Electroswing アーティスト

〇Szigeti Juli

Szigetiはハンガリーのアーティスト。

読み方はシゲティ・ジュリ辺りが正しい気がするが自信はない。これぞElectroswingという感じの4つ打ちの気持ちよさに、メロディの心地よさと、ボーカルの声の綺麗さが合わさってSzigetiにしか出来ない楽曲が生み出されている。

 

・Don't Stop

www.youtube.com

 

〇Cut capers

こちらは2011年から活動しているイギリスのアーティストで、ラップなど流麗なバースや迫力あるビックバンドサウンドなど、アーティスト名の「Cutcapers(騒ぎまくること)」に負けない楽曲を提供している。有名な楽曲である「Say what」はPiskによるRemixも行われ、更に変化のある素敵な楽曲になっている。

 

・Say what

www.youtube.com

 

◎Electroswingを中心に据えたアクション音ゲー「MAD RAT DEAD」

これは紹介しておきたい。

FAKE TYPEにて作曲を行っていたDYES IWASAKIがミュージックディレクター兼コンポーザとして、自身も楽曲を数多く提供した、日本一ソフトウェアが制作したアクション音ゲー

 

リズムに合わせて、ボタンを入力することで各種のアクションを繰り出し、ステージクリアを目指す。音楽を楽しんでボタンを押していると、コンボがどんどん繋がっていくため、爽快感も抜群だ。イメージ的には「クリプト・オブ・ネクロダンサー」に近い。

 

そんな素敵な作品だが、中心となっている音楽はElectroswing。

 

参加しているコンポーザはDYES IWASAKIだけでなく、a_hisa、かめりあ(Camellia)、大山 曜(ZIZZ STUDIO)、崎田 浩一など、めちゃくちゃ豪華なラインナップ。今回はその中の一部楽曲かつ、Youtubeで公式公開されているものを紹介。

 

・MAD RAT HEART / DYES IWASAKI, johngarabushi

www.youtube.com

 ・MAD,RAT,ALIVE? / かめりあ

www.youtube.com

 因みにサントラは品薄状態らしい。さもありなん。

 

音ゲー界隈にもやってきたElectroswing

〇DANCE RUSH STARDOM

当ブログでも幾度となく取り上げられてきた音ゲー

実際に追加されたのは結構昔の話ではあるものの、いくつか紹介。

※こちら公式音源ではございません。悪しからず。

 

・Midnight Amaretto

www.youtube.com

 ・Shuffle cat

www.youtube.com

他にも、December StrasburgやNighthikerなど、Jazzyでメロディアスな楽曲は沢山あるが、今回は割愛。全国のゲームセンターで稼働中なので、コロナが落ち着いたら是非やってみて下さい。

 

〇Cytus Ⅱ

・提供「Jazzy Glitch Machine」

www.youtube.com

他には、M2UさんのMasqueradeなどもオススメ。

 

VtuberとElectroswing

V界隈もオリジナル楽曲が増えはじめ、Electroswing去年くらいから少しずつ増えてきた模様。

 

〇ホロライブ(hololive IDOL PROJECT)

・今宵はHallloween Night!

www.youtube.com 

・Suspect

www.youtube.com

 これはどちらもhololive IDOL PROJECTの1stアルバム『Bouquet』に収録。Electroswingではないが、「Blue Clapper」などは個人的にお気に入りなので是非。

 

〇HIMEHINA

・Mr.Virtualiser

www.youtube.com

〇Kuzuna AI × 花譜

・ラブしい

www.youtube.com

 

この二つは明確にはElectroswingではないかと思うが、Jazzyかつメロディアス、かつ4つ打ちという点で選出。ただ単に、筆者が好きなだけです。

 

◎ボカロとElectroswing

有名なところである、ぬゆりさん、蜂屋ななしさん、柊キライさんなどは今回は割愛。下に挙げているのは筆者が色々聞いてみて、「もっと知られて欲しい」楽曲などを中心に紹介。

 

・Yasson 「アンチドラマティコ」

www.youtube.com

 

・あめのむらくもP「私、案山子。」

www.youtube.com

 

・かねぼしじん「タマシイ救出特攻隊」

www.youtube.com

 

・どーぱみん「シャーデンフロイデ

www.youtube.com

 

・れゐぶん「レイヴンクロー・スーパーガール」

www.youtube.com

 

・IDONO KAWAZU「天鵞絨の泡影」

www.youtube.com

 

・「ハイターガール」

www.youtube.com

 

完全にElectroSwingではないものも多くあるが、エッセンスとして入っているものは最近増えてきているように感じる。これからもどんどん流行っていってほしいところ。

 

◎Electroswingを嗜むVtuberの皆様

筆者がVtuber好きなので気になっただけです。

 

シェリン・バーガンディ

レバガチャダイパンのMCなどでも活躍中のシェリン。

本人も好きなジャンルと明言しており、Caravan palaceがお気に入りの模様。

 

・もこ田めめめ

めめめ自身色々な音楽を聴くようだが、中でもElectroswingについても言及あり。

 

・舞本啓介

ビリビリElectroswing…うっ、頭が…。

 

◎Electroswingを浴びたい!という方向けのクラブイベント

色々な楽曲を紹介してきたが、素敵な楽しみ方の一つとして、「ハコで人と一緒に、お酒が好きな人はお酒も飲みながら、Electroswingを楽しむ」というクラブイベントがある。コロナ禍ということもあり、現状では多くはないが是非紹介しておきたい。

 

・Electro swing Party Japan(ESP)… 東京

DJ Onnojiさん、リリィミズサキさん(旧:水崎うき)らが中心となり立ち上げた、Electroswingオンリーのクラブイベント。過去に筆者が行ったときは、ライブペインティングやうきさんのライブなど、参加者の楽しめる色々な取り組みが行われている素敵なイベント。復活予定だったが、コロナ禍により延期を繰り返している。

また復活したら是非関東まで行って参加したい。

 

・Jazz Cluster -Electo Swing Univese-

こちらは山梨県で開催されているElectroswingイベント。

主催は深月Ry-Mitさん。上記のESPに影響を受けイベントを開催。6月にも開催。コロナに負けずに頑張って欲しいし私も行きたい。

 

・Swing You VRchatters

こちらは珍しいVRCを使った、FAVISAMAが主催するElectroswingオンリーイベント。VRCを用いることで、場所を問わずに集まれる夢のようなイベント。2021の6/25現在ではVol.3ということで3回目が開かれている。こういうイベントはElectroswingに関わらず、これからどんどん増えていきそう。

 

VR Chat…バーチャル空間でアバターを使って人と話したりするSNSのようなツール

 

◎まとめ

音ゲーやボカロ、Remixなど色々なElectroswingを紹介してみたが如何だろうか。

 

ElectroswingはCaravan palaceやParov stelarなどの有名かつ素敵な名曲がたくさん存在するし、それらももちろんチェックして欲しい。ボカロや音ゲーなど、様々なジャンルに広がっていくElectroswingはこれからも目が離せない。

 

色々追いかけていくと面白いのは、Electroswingと一言に言っても、そのエッセンスが含まれているものなど、派生したものが少しずつ増えていっているということ。イベントも更なる広がりを見せており、コロナが落ち着いたら筆者もリアルイベントに参加したい気持ちでいっぱいだ。

 

気になった方は、是非Youtubeなどで一度Electroswingを調べてみて欲しい。新しい世界がきっと広がるはず。

 

2021.6.25 ESS Hachi

page.57「Sven otten(JustSomeMotion)と肩を並べた話」

今回は活動報告というか、嬉しいことがあったのでご報告。

 

〇本当に全力で嬉しかった、Wolfgang Lohrとの話

少しだけ前の話になるが、

この度、Electroswingの世界で活躍する作曲者である、

Wolfgang LohrのHP「Electroswingthing」にて、

Neoswingダンサーとして、取り上げて頂いた。

 

下記のリンク内にて、Electroswing関連のダンサーとして、

紹介をしていただいているのだが、過去に紹介した、

「JustSomeMotion」「Takesomecrime」「Smilin」

「Vico Neo」「Neiland」「DragonFist」など、

著名な方々と肩を並べさせていただいたことは本当に光栄だ。

 

electroswingthing.com

〇Wolfgang Lohr

2011年よりElectro musicシーンで活躍するアーティスト。

Parov stelarやFelix JaehnなどのRemix曲などを作成し、

中でも「Hit the road jack」のRemixは、

世界で3000万再生を超えるほど、最高に有名な1曲。

 

www.youtube.com

〇夢が一つ叶った瞬間

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筆者はダンス未経験の状態から1年以上neoswingを続けてきて、

並行してYoutubeへの動画投稿も行ってきた。

投稿した動画もナンバリングし始めて、遂に50本以上に到達した。

 

今までダンスは触ったことすらない未経験な状態にも関わらず、

「DANCERUSH_STARDOM」という音ゲーをプレイした事が

きっかけで、こんなことになるとは思わなかった。

 

Neoswingを始めた頃からの目標である、

「Sven otten(JustSomeMotion)」と一緒に踊るという目標は、

まだまだ進行中ではあるが、サイト上でOttenと並んでいるのを見て、

やってきたことがこうして、一つ形になったことがただ嬉しい。

 

これからも少しずつ、練習を重ねて、

自分の目標に向けて歩みを進めていきたい。

 

最後になるが、私はJustSomeMotionが作り上げた、

neoswingをもっともっと広げていきたいと考えていて、

今はYoutubeInstagramTwitterを中心に動画を投稿している。

 

↓今後も頑張っていくのでチャンネル登録、高評価をお願いします。↓ 

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2020.5.14 ESS Hachi

page.56「運動に!ダイエットに!30分で覚える!おうちで踊ろう、シャッフルダンス編」

Covid-19の影響で緊急事態宣言が発令され、
早いもので3週間ほど経ち、気が付けばもうGWに突入している。
数少ない休み、貴重な時間を「金」と例えるのならば、
人によっては余り過ぎてその価値は大暴落しているけれど。

 

そんなこんなで、外出自粛の昨今。
時間を持て余している方も多いと予想し、今回筆を執った。
運動不足を解消し、新しい趣味を増やし、人生を楽しくする。
というわけで、今回の記事は「30分で覚える!おうちダンス」だ。

 

ダンスに触ったことがない人、時間と体力が余っている人、
この際だから趣味を増やしてみようかという人などを対象に、
久しぶりにちゃんとしたダンスブログっぽいことを書いていく。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、
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以下、目次だ。

 

 

1、この機にダンスを勧めるワケ

どこまで届くかはわからないが、このブログや、
筆者のYoutubeチャンネルに来ていただける方の中には、
今までダンスというものに触ったことがない人」が数多い。


かくいう筆者もダンスは初めてまだ1年程度だが、                これくらいにはダンスが出来るようにはなった。

 

www.youtube.com

少しでも「楽しそう」と思ってくれた諸兄に、
ダンスの魅力を簡単に伝えたい。

 

・お金が掛からない
早速、多少嘘をついたが、基本的にダンスはタダだ。
「健康な肉体」「適度な時間と心の余裕」「好きな音楽」があれば、
それこそ自分の自宅でもやれなくはないし、近所の公園でだってできる。


特にApplemusicやAmazon prime、Sportifyといったサービスを使えば、
安価、あるいはお金を掛けずに音楽を探すことも出来るので、
「踊る」というスキルさえ持っていれば、音楽の楽しみの幅が一気に広がる。
それだけでも大きいメリットになるだろう。

 

・無料の教材が揃っている
Youtubeで「ダンス やり方」「Dance tutorial」などで検索すると、
それこそ山のように有志の方が作っているTutorial動画が出てくる。

筆者はダンスレッスンに通ったこともないし、ダンス経験もないが、
知らない人から、「ある程度踊れる人」という認識を持たれる程度には、
「踊る技術」を得ることは出来た。もちろんプロには及ばないが、
楽しみの一つや、こうしてブログの話題に出来る程度には使えるものとなっている。

 

・「ダンス」が出来る人というタグを持てる

筆者のように自信がない人、自己紹介で困ってしまう人などでも、
でも、人並みにダンスが出来る」って、なんかいい響きになる。
人に怒られて落ち込んだとしても、
「いいのか、私はお前よりダンスが出来るんだぞ?」と、
心の中でマウントを取ることも出来る。

ただ、怒った人も踊れるならそのときは諦めて欲しい。

 

・幅広い音楽の世界を知るきっかけになる
これは筆者も自覚がなかったのだが、そもそも一般の人は、
そんなに幅広いジャンルの音楽を聴かない」のだ。

これは非難でも何でもないが、「インスト(歌の無い楽器だけの曲)」という単語が
通じない人もいるし、「それを聞いて何か楽しいの?」という人もいる。

「リズムで音楽を聴く」という楽しみ方は、                   クラブや音ゲー、ダンスを通して覚えることが多い。
こんなに楽しいことをお手軽に知れるなら、やらない手はないだろう。

 

・楽しい
たのしい。

 

2、究極に簡単なダンスレッスンのススメ


でも、ダンスなんて恥ずかしいし、レッスンに行かないと出来ないでしょ…
そんなことはない。これだけは筆者が断言しよう。
技術の巧拙はあれど、ダンスを楽しめる程度ならすぐに覚えられる。


今回はいくつかのステップに分けて、音の楽しみ方をお伝えしたい。
限りなく余計な説明、用語を省いたダンスチュートリアル」を目標とする。

 

①音を楽しむために必要なものは「カウントに乗る」こと
ぶっちゃけ、これだけで良い。
イメージとしてはクラブで音に合わせて身体を揺らす感じだ。
その更にもう一歩踏み込む感じとなる。

 

その為に必要な知識は「拍」だ。
ここだけは端折らずに説明しておく。
分かりやすく、実際の曲を引っ張って説明しよう。

 

Official髭男dism - イエスタデイ

www.youtube.com

なお、この曲を選んだ理由は筆者が好きなだけだ。

0:00~0:07 チッチッチッチッチという時計の音
0:08~0:14 バスドラム(ドンドンドン)の音 ※キックと良く呼ばれる

 

楽曲では基本的に、1曲を通じてBPMが変わることはない。(例外はあるが)
その為、このイエスタデイのイントロを聞きながら、
チッチッチやドンドンドンに合わせて、指で机でも軽く叩いてみて欲しい。


0:15~ Aメロ開始

 

ここからはバスドラムの音が無くなるが、拍、リズムは一緒だ。
イントロと同じリズムで机を叩くと綺麗に曲に収まる。
これがダンスでいう、「カウント」と呼ばれるものになる。

「タン タン タン タン タン タン タン タン」で8カウント、間を抜いて、

「タン    タン    タン    タン   」で4カウントとなる。

この「拍」の意識を持つ=「リズム感」が出来るということになる。
最初から8カウントで取ると、速くて難しいので、
最初のうちは4カウントでリズムを取る練習をすると〇。

 

②身体全体でリズムを刻む
ということで、好きな曲をYoutubeなりSportifyなりで流して欲しい。
なお、筆者のスマホで適当に流したらでんぱ組が流れた。

次は、先ほど指で刻んでいたカウントを身体を揺らして取ってみよう。
椅子に座ったまま、肩を上げて、「タン」に合わせて下ろす。この繰り返しだ。   どうだろうか、リズムの速さは曲によってかなり異なるだろう。

速い曲、ゆっくりな曲、色々あるが、                      最初のうちはゆっくりな曲の方が踊りやすい。
 

③足でリズムを刻む
今度は立ち上がって、その場で片足で4カウントで音を取ってみる
「タン」に合わせて、足を軽く踏み込む(騒音防止)感じだ。

エスタデイの場合は、片足ずつ4カウントずつやると、
ちょうどそれぞれの足で2セットずつ、4回足踏み出来るだろう。          これが「音に乗る」ということだ。

④リズムの刻み方、ステップを学ぶ
先ほどまではただその場で足踏みをしていただけだが、
これを簡単な2つのステップを覚えて、それで踏めるようになると、
更に楽しく、そして見た目もカッコ良くなる。

 

それが、このブログのタイトルにもなっている、
シャッフルダンス」で使われている「ランニングマン」と「Tステップ」だ。   これは私もお世話になっているKONAMIさんの動画をどうぞ。

 

youtu.be

www.youtube.com

Tステップについては、いくつか動画はあるが、

「リアルダンサーズ」さんの動画を貼っておく。

youtu.be

※他にも「スポンジボブ」や「ターン」など、

 覚えればどんどん楽しくなる技術がある。調べてみてほしい。

 

リズムの取り方についての補足説明だ。
ランニングマンは基本「2カウント(タンタン)」で
足を上げて下ろすというステップだが、最初は1カウントずつ、
「タンで足を上げる」、「タンで足を下ろす」ように練習して欲しい。
そして慣れてきたら、8カウントで挑戦してみて欲しい。

 

⑤好きな曲に合わせてステップを踏む
あとは楽しく踏んでみる。
自宅でやる場合は、階下の人に迷惑にならないように気を付けて。

 

3、まとめ

以下、おさらいだ。

①曲のリズムを確認する
②指や足でリズムを取ってみる(8カウント、4カウント)
③ランニングマンやTステップでリズムを取ってみる

 

最初のうちはステップに意識を取られてリズムが取りにくいかもしれないが、
ステップ自体は割と簡単なので、少しずつ練習してみて欲しい。

 

なお、最後になったがこのランニングマン、Tステップを基調とした、
ダンスジャンルを「シャッフルダンス」と言う。筆者もやっているやつだ。
そこから色々と派生をしていくのだが、このリズムについては共通しているため、
ダンスを覚えるためには、とっても有益な技術だ。

※筆者が踊っているのはneoswingというジャンルになり、
 興味を持った方はこのブログの記事やYoutubeで検索頂きたい。

 

恥ずかしいならとりあえずおうちで。
ちょっと頑張ってみようかなと思えたら好きな曲をもって公園で(密は避けて)。
そして、コロナが明けたらゲームセンターで「ダンスラッシュ」を探してほしい。

 

ダンスは、そして音楽は貴方の人生を変える力を持っている。
せっかくのGW、時間を金に変えてみるのは素敵かもしれない。

 

2020.4.29 Hachi

Page.55「ダンスラッシュ2周年と今後」

久しぶりの更新は「ダンスラッシュ」についてだ。

ブログは止まっていたが練習はちゃんとしている。

Youtubeチャンネルにも動画は細々と上げているので、

そちらも宜しければチェック頂きたい。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

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過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

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さて、目次だ。

 

1、音ゲーにおける2年間の重み

「いやぁ、ダンスラももう稼働から2年か。

最初はどうなるかと思ったけど、結構長いじゃないか」

とか思っていたが、そもそも短期間で

稼働終了した音ゲーって何があっただろうか。

 

そんなわけで調べてみた。

 

ミュージックガンガン(2009年~?)

・ハローポップン(2011年3月~?)

ミライダガッキ(2013年6月~2017年8月 4年2ヵ月)

ビートストリーム(2014年7月~2017年8月 3年1ヵ月)

・MUSECA(2015年12月~2018年7月 2年7ヵ月)

 

※更に振り返れば、サンバデアミーゴとか三味線ブラザーズとか、

パカパカパッションとか色々あるけど割愛。

 

こう見てみると、短いと思っていたMUSECAも2年7ヵ月は稼働しているし、

2年は少なくとも稼働するんだなというイメージ。

筆者は特にミライダガッキでも4年も続いていることに驚いている。

 

逆に、長期稼働しているシリーズで言えば、

 

・Pop'n Music(1998年~ 22年目)

・DanceDanceRevolition(1998年~ 22年目)

BeatmaniaⅡDX(1999年~ 21年目)

Guitarfreaks/Drummania(1999年~ 21年目)

 

ちょうど今大学生の方々と同じくらいの稼働期間である。

大学生の人なら「俺ビートマニア!は?何お前?」も間違いではない。

 

とはいえ、音ゲーの2年目と言えばまだ萌芽期だ。

ビートマニアでもまだ「Super highway」や「machinegun plays juzz」で、

わちゃわちゃ楽しんでいた頃だし、あまりに損益分岐を割り込んでいない限りは、

急に稼働停止となることは無いと、多少は楽観視出来るだろうか。

 

試しにざっくりと概算で計算をしてみよう。

ダンスラのプレイ時間を1曲100秒、プレイ曲数を平均2.3曲と仮定して、

選曲時間を60秒と仮定すると、1回のプレイで掛かる時間は、

 

(100+60)×2.3=368秒/1回 およそ6分

 

12時間稼働のゲーセンであれば、720分稼働するとして1台フル稼働で120回。

休みなく稼働して12000円/日の収入となる。

これに実際の稼働率を60%で算出すれば、7200円の儲けであり、

ここから更に電気代や人件費、設備費などが減算されるので、

ゲーセンもしんどいよなぁという風な考えにもなる。

 

※かなり適当な数字で算出しているので信用は出来ません。あしからず。

 

そうなると、やはりガチャか…という結論に至るわけだが、

新曲ガチャとまではさすがに難しいかもしれないけれど、

動画エフェクト、ダンスガイド辺りはガチャが出てくるかもしれない。

 

ゲーム業界を救うのはいつだってガチャだ。ボンバーガールを見習おう。

 

2、ダンスラッシュの変化とこれから

ブログで隙個語しても喜ばれないとは思うが、

ダンスラッシュがどれだけ私に影響を及ぼしたか少しだけ考えておきたい。

 

筆者はCrazy shuffleが追加されたくらいからのプレイヤーなので、

おおよそ2018年6月頃にダンスラッシュに出逢っている。

通っていたゲーセンのDDRの横にダンスラッシュが入荷していて、

DDRの休憩時間に少しだけやってみようと思った結果、今に至る。

 

音ゲーとは「音楽シミュレーションゲーム」なのだが、

この20年以上続くコナミ音ゲーは多くの人に影響を与えている。

DJ、コンポーザー、プロモーター、イラストレーターなど、

このゲームが無ければ生まれなかったものも沢山あっただろう。

 

話は戻るが、音ゲーの中でもダンスラッシュは「ダンスシミュレーション」ゲームだ。

具体的には「シャッフルダンスシミュレーション」ゲームであり、

リズムに合わせて、ステップを踏む楽しさ」を教えてくれるゲームだ。

 

コンセプト的にはDDRもそうだったのだが、

具体的に「ランニングマン」「Tステップ」という技術を通して、

本格的なダンスに繋がっていく部分が革命的に違ったと言える。

 

・ゲーム的/シミュレーション的

そんなダンスラッシュは勿論の事、あくまでゲームなのだが、

ゲーム的」かと呼ばれると多少首を傾げてしまう。

 

上記の通り、音楽を、ダンスを「ゲーム的」に落とし込めばDDRのようになる。

ステップでリズム通りに譜面を取り、難しい難易度を満点目指してプレイする。

ダンスラッシュもそうじゃないかと言われればそうだが、

どちらかというと、ダンスに重きが置かれており、スコアは副次的な扱いだ。

※これは筆者の意見であって、もちろん人によってはスコア重視で楽しんでいる方もいる

 

そういう意味で、DDRはあくまで「ゲーム的なダンスゲー」なのだ。

対して、ダンスラッシュは「攻略するゲーム」の側面より、

「ダンスを楽しむ」というシミュレーター的な色合いが強いように感じる。

逆に言えば、シミュレーターとしてお金を落とさせていることが凄い。

 

筆者の個人的な意見を述べれば、

お金を払うことで、踊る場所、見て貰える環境を買う」装置が、

ダンスラッシュの大きな存在意義である。異論は認める。

 

これはダンスというものに寄っているからこその側面だと考えているが、

踊るだけでも楽しい、見て貰えるならなお楽しい」ので、

100円で色々な楽しさを享受できるのは素敵なことだろう。

 

ただ、そうした話になると先にも話した通り、

利益的な観点から「ゲーム的」に舵を切る必要性はどこかで出てくる

このままシミュレーター的な方向に行くだけでは立ち行かなくなるだろう。

ダンスラの1ファンだからこその危惧ともいえる。

 

3、まとめ

先にも述べた通り、2年というのはダンスラにとっての

一つの転換点にもなってくるタイミングだろう。

 

大規模な他機種とのコラボイベント、曲公募による新規曲追加、

新規ジャンル開拓、新しいゲーム内イベントなどのソフト面での変化や、

初期の頃にやっていた、公式交流会、練習会の開催、

Beatnationなどレーベル主体の音楽イベントなどのハード面での変化など、

そろそろ新しい一手が必要となってくるのは間違いない。

 

個人的に来そうな展開としては、

ダンエボ曲の収録曲を増やし、ダンスガイドで振りを補完、

ダンエボとしても楽しめるようにしてユーザーを増やす」というやり方だ。

 

恐らく、モデル自体は流用可能だろうし、同じシミュレーターとして在り方が近い。

その場合は、通常曲だとどうしてもスタイルが合わない曲があるため、

Stardom Remixも同時収録が必要かもしれない(Little starとか辛そう)。

 

いずれにしてもだが、何がしかの動きは今後出てくると考えている。

1ファンとして、これからもダンスラッシュを応援していきたい。

終いになったが、ダンスラ2周年おめでとうございます。

 

2020.3.24 Hachi

 

Page.54「Neoswingで自由に楽しんで踊るために」

今回は「Neoswing」の話。

そう、久しぶりにダンスの話題である。

少しずつ、Neoswingが身体に染みつきつつあり、

体験を言語化できるようになったので、

前の内容を踏襲しながら、まとめていきたい。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

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過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

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以下、目次だ。

 

1、まず覚えたい基本的な動作、流れについて

基本ステップ、基本ムーブについては、

過去の記事をご参照頂きたい。

 

oblectamentum-ingenium.hatenablog.com

今回はその記事を踏まえ、実際に踊るために必要な技術の話となる。

 

一応、念の為注釈をいれておくが、

あくまでこれは筆者のNeoswingについての見解であって、

全てのNeoswingに通じるかどうかは別だ。

参考になれば幸いという考えで書いているので、

ヒントの一つとして、見て頂ければと思っている。

 

・まずはステップを意識してみよう

Neoswingと言えば、腕の動きも特徴的であり、

色々とやってみたいと思われるかもしれないが、

まずはステップから練習することをオススメしたい。

 

というのも、最初は上半身と下半身のムーブを合わせるのが難しく

そこで挫折してしまうケースもよくあるため、

まずは楽しく踊るという観点から、ステップを覚えて欲しい。

 

①V-Shifting(クラブステップ)

過去のムーブにも出てきているNeoswingのベースとなるムーブだ。

まずは4分のリズムでゆっくりとステップを踏んでみて欲しい。

恐らく、これは少しやってみると割と出来るはずだ。

クラブステップに慣れていない方は、ゆっくりな曲で練習することを推奨する。

 

(初心者の方は)

・リズムを意識して、しっかりとステップを踏む

クラブステップの場合、「開く、閉じる」という動作になるが、

音に合わせて、一つ一つの動作をしっかり行うことは大切

動きを確認しながら、変な癖が付かないよう気を付けたい。

 

(慣れてきた方は)

・アップダウンを意識する

動作に緩急を付けて、動きを大きくすることが出来る。

筆者はよく、足を開くカウントでダウン、

足を閉じるカウントでアップを取ることが多い。

 

・腕の振りを入れてみる

ウォーキングをするように、肘を曲げて腕を振る動作は、

Sven ottenも使っているムーブの一つだ。

アップ、ダウンに合わせて上手く取り入れてみて欲しい。

 

慣れてくれば、そこに合わせてラウンドやポイント、

バタフライなどの各ムーブも入れることが可能。

でもまずは、しっかりと形を作ることを意識したい。

 

②Phase-shifting(Vフロント)

足の形的にクラブステップから繋ぎやすく、

かつ、Neoswingでもよく使われているため2番目に挙げた。

 

クラブステップからの繋ぎとしては、足を開く、閉じるどちらでも良いが、

次のカウントで足をランニングマンのように上げ、次のカウントで蹴り出す。

アップで足を上げ、ダウンで足を下ろすイメージとなる。

 

その場でやるよりは、Ottenのようにしっかり前方へステップしよう。

ステップで動きを出すと、ダンスの情報量が増えるので見栄えが良くなる。

 

③ランニングマン

特筆すべきことはあまりないのだが、

しいて言うならば、形としてはCuttingshapesに近く、

足を上げて、踵から蹴り出す形のものとなるため、

RockersやMASのような形だと、Neoswing感が薄くなるので注意が必要。

 

④Cross walk(チャールストン

ご存じ足を交差するあのステップだ。

基本的な動作としては書くことはないのだが、

慣れてきた方は、チャールストンのステップで、

縦横の移動幅を増やす、足の上げ幅を広げるなど、

チャールストン単体での表現の幅を広げていくと、

Sven ottenのようにステップで魅せることに繋がっていく。

 

他にも、X jump(クリスクロス)、V travel(Tステップ)などもあるが、

とりあえずはこの辺りで踊れるようになって、慣れたらムーブを増やそう。

正直、それだけでも非常に楽しい。

 

2、Neoswingらしさを増すための注意ポイント

ここからは、ある程度Neoswingを練習して、

伸び悩んでいる方向けの内容となる。

 

というのも、ここからはムーブというより、

チュートリアルに出てこない意識的なポイントだからだ。

筆者が練習しながら意識しているポイントでもある。

箇条書きになるがご容赦いただきたい。

 

・シルエットの意識

Neoswingで使われる上半身のムーブとして、

代表的なものとなる、腕を回すラウンドと一点を指すポイント。

最初のうちはどうしても動きに意識が行くため、

形が崩れやすく、出来るようになった頃には癖が付いている、

というようなことが起こる。主に筆者の話だ。

 

ラウンドもポイントも「腕、あるいは手が通るラインの意識」は重要で、

その通った点を繋いで、円や線が出来上がっている。

ラウンドであれば腕を回す際には、

「12時、3時、6時、9時の4点」を通る意識が大切だ。

 

ポイントはLockinのポイントのように、身体を添うように手が上がり、

肩口から水平に指したい箇所へ腕が出ていくことで綺麗なシルエットになる。

鏡の前でしっかりと形を確認しながら練習したい。

 

・アップダウンの意識

何だかNeoswingっぽい動きにならないと悩む方は、

ただ単にムーブを行っているだけになっていることが多い。

 

例えば、V-shifting一つとっても、

外側に足を1回開くシングルのムーブの時に、

足を開くだけの動作をしているか、斜め上に腰と同時に足を開くかで、

表現力が変わってくる。こちらも鏡の前に確認してみよう。

 

V-shiftingでアップダウンを取れるようになると、

上半身のムーブも躍動感が出てくるため、ラウンドやポイントも、

動きが魅力的になってくるだろう。

 

・顔(視線)の表現

意識するとイメージが変わるポイントの一つ。

頭でリズムを取るという方が表現でも正しいかもしれない。

やりやすいのは、ポイントをする際に手を向けた方向へ視線を向ける

あるいは頭をポイント方向に倒してリズムを一緒に取る、という方法だ。

こちらも色々試してみて欲しい。筆者も色々研究中である。

 

・ムーブの幅を広げるための考え方

イデアを出すための技術というものがある。

詳しくは、「ジェームス・ヤング著:アイデアのつくり方」や、

オズボーンのチェックリストなど、色々調べてみて欲しい。

そういった考え方をダンスにも応用することは可能だ。

 

筆者がよくやっている、簡単な考え方を紹介するが、

様々な要素を掛け合わせて、発想を出してみる方法だ。

 

〇Neoswing×Poppin

ヒットやウェーブを取り込めないか?

Neoswingのムーブ中にヒットを入れたり出来ないか?

Poppinの要素をNeoswingにアレンジ出来ないか?

 

〇Neoswing×Lockin

トゥエルやポイント、ペーシングなどの上半身ム―ブだけでなく、

スクービードゥ、スクーバーなどステップも取り入れられないか?

Neoswingらしいトゥエルやクロスハンドは出来ないか?

 

〇Neoswing×Cuttingshapes

ShapesとNeoswingのステップの違いは何だろうか?

Shapesのステップを違和感なくNeoswingに取り入れるためには?

 

などなど、要素を組み合わせること、足し引きすること、

定義を問い直す事はアイデアの発想の基本であり、最重要項目だ。

 

もちろん、規定のダンスジャンルだけでなく、

「踊ってみた」や「DanceDanceEvolution」など、

人の振り付けなどからもアイデアを発想することは出来る。

既存の発想に縛られず、色々なことを試してみたい。

 

一つだけ、気を付けたいこととしては、

「これはNeoswingではない」と自分の発想を縛らない事。

確かに既定路線としてJustSomeMotionの作り上げたNeoswingがあり、

その枠組みを意識することはとても大切だし、筆者もそこは忘れていない。

 

ただ、色々なムーブを試して、枠を一度広げてみて、

そこから取捨選択をして、スタイルを作り上げていく方が、

伸び率は圧倒的に異なってくると考えている。

 

こればかりは、人がどういうこう言う問題ではなく、

「自分の好きなダンスを踊る」「自分のNeoswingを追及する」

そんな考え方で良いのではないかというのが、個人的な感想だ。

 

3、まとめ

前にも出したが、素敵な言葉なので再掲。

最後にTakeSomeCrimeのForscytheの言葉を贈ってまとめとしたい。

 

Everyone moves in a different way.

Every body has a natural flow that is unique.

Of course, when learning to dance,it's best to look up to someone,

but it is inevitable that one's movements

deviate from the movements of another.

 

「人によって動き方は違う。

誰もが独特の自然な動きというものを持っている。

もちろん、ダンスを覚えるには誰かの踊りを参考にするのが一番だけど、

人の動きは必ず他人の動きから逸脱するものなんだ」

 

STRONGER THAN PARADISE 踊るシャーデー鑑賞記

「takeSomeCrime 独占!踊る空手インタヴュー」より抜粋

https://strongerthanparadise.blog.fc2.com/blog-entry-191.html

 

人の数だけダンスはあるし、同じ数だけ魅力がある。

やり続ければ、どこかで評価は付いてくると信じて、

今は歩き続けていきたい。

 

2020.2.13 Hachi

Tips.5「ストレスが与えるダメージと対処法」

今回は「ストレス」の話。

この話をすると、おおよそ全員に刺さるし、

もちろん筆者にも刺さる。まぁ、それはそれとして見ていこう。

 

・ストレスを「理解」する

ストレスとは、工学的な用語であり、

ある物体に対して、変形させたり、変化を生じさせるための力を指す。

総じて、「何かを変形させる要因となる外的な力」と捉えると分かりやすい。

 

会社で言えば、仕事そのものが与えるストレスや、

仕事でのミス、上司からの叱責、人間関係など様々なものがある。

学生でも、バイトでは似たようなことがあるし、

コミュニティ内での人間関係でもそういった力は発生するだろう。

 

ここで注意したいのは、ストレスとはあくまで、

何がしかの要員によって発生している力」であって、

漠然とした「よく分からないけど発生しているもの」ではない。

まずはしっかりとものを認識することは全てにおいて重要だ。

 

本題に入る前に、ストレスを溜め込みやすい人には特徴がある。

少しだけ振り返ってみて欲しい。

 

①要因を認識していない人

②要因を取り除くための努力をしない人

③自分で何とか出来ると思っていない人

 

全てにおいて、「力は何らかの方法でコントロール出来る」と、

筆者は考えているため、少しだけ発想を共有できれば幸いである。

さて、本題に入ろう。

 

・ストレスを「認識」する

心当たりがある人もいるかもしれないが、ストレスの厄介な点として、

何となくもやもやする」「頭に靄がかかったようになる

「何故かイライラする」「何も気力が起きなくなる」

というような、謎のデバフという形で表に現れる点だ。

 

膝を擦りむいたから、膝が痛い」というように、

分かりやすい形で傷口を残してくれない。

気付けば、自身の心や性格、思考を蝕んでいく。

 

ここは大事な所なので、少しだけ掘り下げて話しておきたい。

 

人の精神は器に例えられることが多い。

これは筆者の主観になるが、水を貯めるタンクと、

それを排出するための蛇口がついているイメージだ。

 

本来、情報を受け止めるための貯水タンクと、

情報をろ過するための、濾過層があり、情報は精査され、

外に出す情報を選んで、本人の意思で蛇口を捻っている。

 

ストレスは、その装置を完全に破壊するわけではないが、

部分的に穴を開けたり、蛇口を壊したり、配管を歪ませたりする。

 

その結果、情報が入ってこなくなる、考えがまとまらなくなる、

気持ちを外に出すことが出来なくなるという問題が起こるのだ。

 

「こころ」という単語はとても捉える範囲が大きい。

そのまま捉えれば、自分の内側全てを認識範囲に入れてしまうだろう。

だからこそ、気持ちをコントロールするためには、

入ってくる心の全体像だけでなく、細かい部分部分で把握できると、

こころの取扱いやすさは格段と上がるだろう。何事も細分化は重要である。

 

・ストレスを「対策」する

ストレスは基本、外から掛かる力なので、

もちろん、その力の発信元を取り除くのが一番早いのだが、

それが除去出来ないもののケースも多いだろう。

避けられない人間関係の場合、人を物理的に破壊するわけにもいかない。大惨事だ。

 

そんなわけで、ストレスとどう向き合うかを考えるわけだが、

一つだけ注意をしたい点がある。あくまで外力は発火点ということだ。

火を付けるのはストレスであっても、炎上させるのは自分。

そういうことも多々ある。というよりは、大抵のケースがそうだ。

 

そして、本当に多くの場合は「問題を放置すること」によって生まれている。

ほんの少しの面倒くささや、「何か言われたら嫌だな」という忌避感。

 

特に面倒くさいと思うことは、多くの場合「必要なこと」である。

 

それは先方への連絡であったり、上司への報告であったり、

公共料金の支払いであったり、日々の勉強であったりするが、

1つ1つはちょっとした面倒なことだが、雪だるま式に面倒さが大きくなる。

 

ストレスの予防策は「面倒だなと思ったことを優先的にやる」だ。

では、発生してしまったストレスはどうすれば良いだろうか。

 

・ストレスを「緩和」する

とはいえ、ストレスを全く発生させないことはなかなか難しく、

日々暮らす中で、風邪を引かないくらいの労力に近い。

風邪であれば、罹ってしまったら必要なのは休息と栄養と水分だ。

ストレスの場合はどういった対応策が出来るだろうか。

 

ストレスは「見続ける、意識をし続けると大きくなり続ける」ものだ。

少しでも意識が繋がっていると、段々と大きくなる。

 

となると、「意識から切り離す」ことと「完全に意識を別に向ける」ことが、

緩和策としては有効性がある方法となる。あくまで緩和するだけだが。

 

しかし、「意識から切り離すこと」が一番難しいという意見も聞く。

それは「解決策」と「決断」の2つを自分で揃えていないせいであることも原因として挙げられよう。

 

QとAは基本セットのため、何がしかの問題は何らかの答えがある。

遅刻をしたら、謝るしかないだろうし、逃げ出すのは最大の悪手だ。

人間関係が拗れているなら話すしかないし、無理ならば切るしかない。

「この問題に対しては、こうするしかない」という自分なりの決断をすることは、

一つの開き直りかもしれないが、一番効果がある。

 

逆に言えば「こうするだけでいいんだ」という考えになるからだ。

 

失敗してしまうことは悪ではなく、それを放置することが一番の悪と言える。

このように、放置せずに向き合って、自分の答えを出してしまえば、

それはストレスというよりは「挑戦」というメンタルに変わるため、

「これは自分の問題である」と考えられれば、踏ん張りが利くようになる。

人のせいにし続ければそれはメンタルも疲れるだろう。

 

・終わりに

周りを見ていると、たまに自分でストレスを作っている人を見かける。

何かを見て、マイナス面ばかり注視して、それを批判し続ける。

そんな人生は楽しいのだろうか。楽しいのかもしれない。

 

ただ、同じものを見て、楽しい事、発見を出来る人もいる。

プラス思考であることが完全に良いとは筆者は言わないが、

それでも、マイナス思考になって足が止まることは良くないとは思う。

 

ストレスに押しつぶされて、身動きが取れなくなるくらいなら、

しっかりと向き合って、一つずつケリを付けながら日々を過ごしていく、

それが本来の大人の在り方なのかもしれない。

 

2020.2.11 Hachi