月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

Tips.5「ストレスが与えるダメージと対処法」

今回は「ストレス」の話。

この話をすると、おおよそ全員に刺さるし、

もちろん筆者にも刺さる。まぁ、それはそれとして見ていこう。

 

・ストレスを「理解」する

ストレスとは、工学的な用語であり、

ある物体に対して、変形させたり、変化を生じさせるための力を指す。

総じて、「何かを変形させる要因となる外的な力」と捉えると分かりやすい。

 

会社で言えば、仕事そのものが与えるストレスや、

仕事でのミス、上司からの叱責、人間関係など様々なものがある。

学生でも、バイトでは似たようなことがあるし、

コミュニティ内での人間関係でもそういった力は発生するだろう。

 

ここで注意したいのは、ストレスとはあくまで、

何がしかの要員によって発生している力」であって、

漠然とした「よく分からないけど発生しているもの」ではない。

まずはしっかりとものを認識することは全てにおいて重要だ。

 

本題に入る前に、ストレスを溜め込みやすい人には特徴がある。

少しだけ振り返ってみて欲しい。

 

①要因を認識していない人

②要因を取り除くための努力をしない人

③自分で何とか出来ると思っていない人

 

全てにおいて、「力は何らかの方法でコントロール出来る」と、

筆者は考えているため、少しだけ発想を共有できれば幸いである。

さて、本題に入ろう。

 

・ストレスを「認識」する

心当たりがある人もいるかもしれないが、ストレスの厄介な点として、

何となくもやもやする」「頭に靄がかかったようになる

「何故かイライラする」「何も気力が起きなくなる」

というような、謎のデバフという形で表に現れる点だ。

 

膝を擦りむいたから、膝が痛い」というように、

分かりやすい形で傷口を残してくれない。

気付けば、自身の心や性格、思考を蝕んでいく。

 

ここは大事な所なので、少しだけ掘り下げて話しておきたい。

 

人の精神は器に例えられることが多い。

これは筆者の主観になるが、水を貯めるタンクと、

それを排出するための蛇口がついているイメージだ。

 

本来、情報を受け止めるための貯水タンクと、

情報をろ過するための、濾過層があり、情報は精査され、

外に出す情報を選んで、本人の意思で蛇口を捻っている。

 

ストレスは、その装置を完全に破壊するわけではないが、

部分的に穴を開けたり、蛇口を壊したり、配管を歪ませたりする。

 

その結果、情報が入ってこなくなる、考えがまとまらなくなる、

気持ちを外に出すことが出来なくなるという問題が起こるのだ。

 

「こころ」という単語はとても捉える範囲が大きい。

そのまま捉えれば、自分の内側全てを認識範囲に入れてしまうだろう。

だからこそ、気持ちをコントロールするためには、

入ってくる心の全体像だけでなく、細かい部分部分で把握できると、

こころの取扱いやすさは格段と上がるだろう。何事も細分化は重要である。

 

・ストレスを「対策」する

ストレスは基本、外から掛かる力なので、

もちろん、その力の発信元を取り除くのが一番早いのだが、

それが除去出来ないもののケースも多いだろう。

避けられない人間関係の場合、人を物理的に破壊するわけにもいかない。大惨事だ。

 

そんなわけで、ストレスとどう向き合うかを考えるわけだが、

一つだけ注意をしたい点がある。あくまで外力は発火点ということだ。

火を付けるのはストレスであっても、炎上させるのは自分。

そういうことも多々ある。というよりは、大抵のケースがそうだ。

 

そして、本当に多くの場合は「問題を放置すること」によって生まれている。

ほんの少しの面倒くささや、「何か言われたら嫌だな」という忌避感。

 

特に面倒くさいと思うことは、多くの場合「必要なこと」である。

 

それは先方への連絡であったり、上司への報告であったり、

公共料金の支払いであったり、日々の勉強であったりするが、

1つ1つはちょっとした面倒なことだが、雪だるま式に面倒さが大きくなる。

 

ストレスの予防策は「面倒だなと思ったことを優先的にやる」だ。

では、発生してしまったストレスはどうすれば良いだろうか。

 

・ストレスを「緩和」する

とはいえ、ストレスを全く発生させないことはなかなか難しく、

日々暮らす中で、風邪を引かないくらいの労力に近い。

風邪であれば、罹ってしまったら必要なのは休息と栄養と水分だ。

ストレスの場合はどういった対応策が出来るだろうか。

 

ストレスは「見続ける、意識をし続けると大きくなり続ける」ものだ。

少しでも意識が繋がっていると、段々と大きくなる。

 

となると、「意識から切り離す」ことと「完全に意識を別に向ける」ことが、

緩和策としては有効性がある方法となる。あくまで緩和するだけだが。

 

しかし、「意識から切り離すこと」が一番難しいという意見も聞く。

それは「解決策」と「決断」の2つを自分で揃えていないせいであることも原因として挙げられよう。

 

QとAは基本セットのため、何がしかの問題は何らかの答えがある。

遅刻をしたら、謝るしかないだろうし、逃げ出すのは最大の悪手だ。

人間関係が拗れているなら話すしかないし、無理ならば切るしかない。

「この問題に対しては、こうするしかない」という自分なりの決断をすることは、

一つの開き直りかもしれないが、一番効果がある。

 

逆に言えば「こうするだけでいいんだ」という考えになるからだ。

 

失敗してしまうことは悪ではなく、それを放置することが一番の悪と言える。

このように、放置せずに向き合って、自分の答えを出してしまえば、

それはストレスというよりは「挑戦」というメンタルに変わるため、

「これは自分の問題である」と考えられれば、踏ん張りが利くようになる。

人のせいにし続ければそれはメンタルも疲れるだろう。

 

・終わりに

周りを見ていると、たまに自分でストレスを作っている人を見かける。

何かを見て、マイナス面ばかり注視して、それを批判し続ける。

そんな人生は楽しいのだろうか。楽しいのかもしれない。

 

ただ、同じものを見て、楽しい事、発見を出来る人もいる。

プラス思考であることが完全に良いとは筆者は言わないが、

それでも、マイナス思考になって足が止まることは良くないとは思う。

 

ストレスに押しつぶされて、身動きが取れなくなるくらいなら、

しっかりと向き合って、一つずつケリを付けながら日々を過ごしていく、

それが本来の大人の在り方なのかもしれない。

 

2020.2.11 Hachi