月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

Page.14 会話というコンテンツを考える ~受け取り方入門~

今日は日常会話について。

社会人なるとな、仕事以外の会話ない日とかあるねん。

 

私の中学時代からADSLが普及し始め、

定額制の今の形のインターネット利用が始まった。

そして、大学時代くらいからスマホが普及し始め、

インターネット自体が必要不可欠なインフラと化した。

 

人はSNS上で繋がりだし、LINEで会話をし、Twitterで趣味友を見つけ、

InstagramFacebookで近況報告をする。

今でも、ファミレスで会話しながらスマホを触っていないだろうか。

 

とはいえ、「会話」という概念自体は何も変わらない

人と人とのやり取りである以上、である。

結局は情報のやり取りではあるのだが、少し経路が変わっただけだ。

 

貴方は、普段の「会話」上手だろうか?

 

◎会話を「分解」して考える

会話は「ボール」のやり取りでよく例えられる。

情報を言葉に変えて投げ、それを相手が受け取る。

そして、それを投げ返すことで会話が成立する。

 

普通の流れとしては、受け取ったボールを吟味し、

「この人はこれが好き、あれが嫌い」

というような、1次情報を受け取り、

 

「この人は攻撃的な人かもしれない」

「思ったより優しそうな人だ」

などの裏の情報まで想像して、2次情報を取得し、

それを踏まえた上でボールを投げ返す。

 

更に言えば、ボールを投げる前の、

容姿や言動など0次情報までセットになって、

人が投げるボールは「あらゆる情報がセット」になって相手に届く。

 

◎ボールの「受け取り方」入門

投げるボールは自分が主体となるので、

好きなように投げることが出来る。ド直球でも暴投でも。

 

最近はSNSでのやり取りも増え、

ボールの飛んでくる方向や、球種が増えているが、

それを受け取って、投げ返すこと自体は変わりようがない。

 

ただ、Twitterなどを見て、最近よく思うのは、

「ボールの受け取り方」が苦手な人が増えていないか。ということ。

ここで、ボールの受け取り方について少し考えてみたい。

 

①受け答えの基本は「縦」と「横」

フォークやスライダーの話ではない。近いが。

普段の会話を想像してみてほしい、以下のような感じだ。

 

1「昨日何食べた?」

2「カレー」

3「俺うどんだわ、ウエストの」

 

会話の受け答えには、

「キーワードについて掘り下げる」縦の展開と、

「キーワードから話を広げる」横の展開がある。

斜め上の回答という異次元殺法もあるが。

 

なお、1に対する2の返答は縦、3は横だ。

3を縦の回答にするならば、

 

4「どこのカレー」

5「ココイチ

くらいな感じになるだろう。

 

②興味の「縦」と展開の「横」

会話の中で、「縦」を使いすぎると尋問のようになり

「横」を使いすぎると、「話を聞いていない」ように感じる

適宜、適当に使い分けることが肝要だろう。

 

普段の会話なら、別段気にすることはないのだろうが、

恋愛が絡んでくる場合には、話を振りながら、

節度を守りつつ、「縦」へと掘り進めれば良いだろう。

 

③キャッチのタイミング

話の中には、ボールが1つに収まらず、

投げ返す前にこちらへ新しい球が飛んでくることもある。

 

「話題の転換」はボールが増えた状態のことで、

あくまで1つのボールが分裂する魔球ではないので安心してほしい。

 

その場合、まずは新しいボールをキャッチし、

持っているボールはリリースする。

動作としてはそれだけなのだが、人によっては、

ボールを片手に持ったまま、次を捕ろうとして捕球し損ねる。

そんなケースもよく見られるのではないだろうか。

 

その場合は、「今日の晩飯」「今やりたいこと」など、

「会話のタグ付け」を行うことで、自分の持つボールを把握して、

ボール同士の関連性を考え、必要ないボールは転がしておこう。

 

クソリプ製造機はただのキャッチ下手

Twitterでよく見られる「クソリプ」。

 

これは発信者の意図を全く汲まずに、かつ方向性も誤っている

そんな、大暴投のボールのことを指す。

 

キャッチャーミットを構えている人の後ろから、

ピッチングマシンでケツにボールを放っているような感じだ。

そして、ボールが当たった人の反応を見て楽しんでいる。

 

何だか、どこかのメディアの縮図のような感じだが、

大体その通りである。大いに気にして欲しい。

 

それはさておき、クソリプは上にも書いたように、

「発信者の意図を全く汲まない」ことが全てである。

 

意図を読んだクソリプは、ただの悪意か、

とことんエスプリの効いたエンターテイメントだ。

ケツに飛んできた球をケツで受け取るような。ケツプリか。

 

◎まとめ「せめて表と裏は考えよう」

話をする、コンテンツを誰かに発信する場合、

大抵の場合、その発信者には伝えたい「意図」がある。

 

文章から伝わるそのままの意味である「表」と、

その文章、会話を発信した理由、意図の「裏」。

 

この2面は会話をする上でも気にすることに損はない。

想像力を伸ばすことは人の懐、器を大きくする。

 

何事も寛容であることは、いい大人の条件と言えるのでは?

 

2018.9.30 Hachi