page.8 ヘタクソ、天才を嗤う ~Who well done it?~
今日は上達する人、しない人の話。
このタイトルの感じ、サモンナイトみたいだよね。
台風21号が近づいている。
私の住む、山口県への直撃は昼~夜辺りらしい。
さて、それを踏まえた下記の画像を見てもらいたい。
なお、場所は新宿、東京だ。飛行機も手配していた。
そう、筆者は明日午後休を取り、5日に有給を取るつもりで、
諸所の準備をしていた。上司への根回しもだ。泣いていいだろうか。
◎普通じゃない「普通」ってもの
上の話を知り合いに話すと、「気狂いか」と言われるのだが、
行きたいイベントがあり、行けるお金があって有給も取れる。
そんな状況が揃っていて、行かない理由がどこにあるのだろう。
えっと、何のために仕事して貯金をしているの?
そう、私にとっての普通が「気狂い」と取られるように、
私は何の趣味もない人が「どうやって生きてるんだろう」と疑問に思うように、
英会話の「日常会話」が一番難しいように。
貴方にとっての「普通」は、相手から見れば「どうでもいいこと」だ。
これを理解できない人は、人の目が気になりやすい人だろう。
◎まるでTPSのように「自分」を俯瞰する
さて、何かスポーツや楽器、ゲームなど、
技術が必要となるものに打ち込んだ経験はおありだろうか。
無論、仕事でも何でもいいが、やりたいと思ったことに限る。
そして、貴方の周りにやけに上達の早い奴はいなかっただろうか。
俺かな?って思ったそこの人。私もだ。
むしろ、私の周りにそんな人たちしかいなくて困る。
「運動音痴」という言葉がある。
これも不思議な言葉で、「音痴」を修飾するように「運動」がつく。
そもそも、「音痴」とは音程、音量等のコントロールが効かないことで、
つまりは、「自分をコントロール」出来ないことを示すのだろう。
それを身体全般に広く定義し直したものが、「💩」だ。
さて、ここで一つテストをしてみたい。
1、目をつむる
2、左手を垂直へ上に上げる。腕が耳に触れるくらいが良い
3、右手を水平に伸ばし、少し下げてキープする
どうだろうか、傍からみるとカタカナの「ト」だ。
何をやっているのかと、自分で我に返ったら成功だ。
Vtuberの白百合さんがやっていた。応援してます。だから怒らないでほしい。
ここで大事なのは、「ト」をしている自分の姿を認識出来たかどうかだ。
大変面白い姿だと思えた人は満点だ。怒らないでほしい。
◎簡単に上手くなるための「観客式」
もちろん。この話にも意味がある。
上達が早い人、伸びが早い人の特徴というか、
やっていることは非常にシンプルなことで、難しいことはない。
以下、上達するための3つのポイントである。
- 自分のやっていることを「認識」している
- 一定以上、「正しい」基本動作を繰り返し、「基礎」が出来ている
- 理想と現在の自分の差を考え、違いを埋めることを続けている
中でも、1と3をやるかやらないかで顕著に差が出る。
あとは、「失敗を恐れない」を付け加えても良い。
「観客式」というのは私の造語なのだが、
野球やサッカーを観戦していて、「何でこうやらないのか」と、
ビール片手に喚くおっちゃんがいるだろう。私は嫌いである。
そう、傍から見ると最適解はとても見つけやすいのだ。
だからこそ、意図的に自分のやっていることを客観視する必要がある。
それをする為に必要なことは、「自分のやっていること」を、
何がしかの形にして、「自分で見えるようにする」ことだ。
動画を取るでもいい、こうやって文章にするでもいい。
それが出来ている人は、嫌でも上達していく。
逆に、上達したくないのなら「恥ずかしい」や「何でそんなこと」と、
自分をよく見ずに、お得意の誰かからの目線だけでどうにかするといい。
技術を持つことは、人生の引き出しを増やすことだ。
知識だって経験だって、それを活かすのは技術であり、
それを磨くことが、自分の生きやすい人生を作っていくのだろう。
2018.9.3 Hachi