page.31 「ダンス等のスポーツにおける腰の故障と、その治療法について」
今回はただの腰の治療記である。
アラサー近辺の方に向けた内容、心当たりのある方は読んで欲しい。
さて、今回の内容だが、
・今回の腰の異常について
・治療法、または痛みなく治療は出来る?
・復活までの道のりとその期間
この3本建てでお送りしたい。
1、腰がどうなっていたか
◎症状について
結論から言えば、「腰にある筋肉の一番外側の微細な筋繊維断裂」である。
筋肉はいくつもの管状の筋が集まって出来ており、
それぞれの筋の外側には、筋膜と呼ばれる膜があり、
今回は、その一番外側の「筋外膜」と呼ばれる箇所が損傷していた。
そして、筋肉が損傷すると起こることは以下の通りである。
・損傷部分周りの血流の悪化
・それによる老廃物、痛み成分の滞留
これにより、
① 普段の日常動作にも痛みが発生し、
② 動かさなくなることで更に血流が悪化し、
③ 痛みが慢性化する
ということが起こるようだ。腰痛のよくある要因らしい。
◎筋肉は引っ張りや捻じれの力にとても弱い
これも説明を受けたことだが、筋肉は圧縮することにはめっぽう強い代わりに、
引っ張る力、捻じる力にはとても弱い。
筋肉を引っ張ることなんてあるの?と思うかもしれないが、
前にかがめば、背筋は引っ張られるように、
一ヶ所を伸ばせば一ヶ所は縮む。そのように身体は出来ている。
スポーツをしている人の多くは、
普段使われないような身体を捻る動作を行う機会が増える。
野球選手やサッカー選手、筆者のようにバドミントンでも、
上半身・下半身を捻じり、その回転により力を生み出している。
その回転軸になるのは腰であり、どうしても腰は痛めやすい箇所になる。
シャッフルダンスにおいて言えば、
・チャールストン、Tステップ … 膝、足首の捻り
・クラブステップ … 股関節周りの捻り
などだけでなく、Neoswingなど腰を多用するジャンルで使う、
腰のアイソレーションはストレートに負荷が掛かるため、
やる場合はしっかり休ませるなど、痛みに敏感になったほうが良いだろう。
※アイソレーション…身体の特定の部位のみを動かすこと
◎腰を破壊する方法について
おわかりだろう。とにかく同じ個所へ負荷を掛け続けると、
割とすぐに腰は破壊できる。憎いアイツの腰を是非壊してみよう。
◎腰の治療について
腰を悪くした場合、通う病院としてはいくつか選択肢があるが、
整骨院や整体については痛みへのアプローチが異なる。
筆者としては、まずは骨に異常がないかを調べるため、
整形外科にてレントゲンを撮ることをおススメしたい。
今回、病院の先生に聞いた腰痛のポイントとしては以下の通りだ。
少しでも異変を感じている方は参考にされたい。
・骨盤などに歪みが発生していないか
普段の姿勢の歪みなどで骨自体がゆがんでいると、
神経を圧迫することにより足などに痺れが生じるケースが多いようだ。これが一番怖い。
腰の痛みと同時に、しびれが出ている人は重篤化する前に、
一度病院に掛かることをオススメしたい。
・筋繊維に異常が出ていないか
これは今回の筆者のケースだ。
筋繊維が切れるなど、損傷により炎症が起こっている状態である。
突発的な腰痛ではこちらのケースが多いとのこと。
この場合の治療方法については後述。
2、治療方法について
◎急性期と慢性期
腰痛はいくつかの段階に分けられ、
どの段階かによって、対処法、治療法が異なってくる。
今回は筋繊維にダメージがあった場合で説明をしよう。
・急性期
筋繊維が切れ、炎症が起こっている状態。
ようは、ダメージを受けてすぐの段階と思っていい。
炎症は「異常が起こっていることを知らせるサイン」で、
身体がその損傷に対応しているからこそ起こる現象である。
決して、身体自体に悪い現象ではない。
ただ、炎症は放っておくと悪い方向に働く。
あくまでサインなので、サインを受け取ったら対応しよう。
この時期に必要なのは、「冷やして炎症を止める」こと。
その為、湿布等で冷やすことが有効となる。
・慢性期
炎症が収まったあとはこの段階に入る。
この段階では、
「損傷部位の血流悪化」
「痛み物質の発生」
「老廃物の滞留」この3つが主に起こっている。
ようは、損傷して血流が悪くなり、悪いものが流れず溜まり、
治るために必要なものが流れてきにくくなっている状態だ。
そのため、血行を良くし、血流を促し、代謝を良くすることで、
老廃物や痛み成分も流してしまうことが必要だ。
つまり、「適度に身体を動かすこと」が一番の治療となる。
もちろんやり過ぎは禁物だが。ダンスとかね。
現在筆者が考えているリハビリはDDRだ。マジだ。
3、まとめ「怪我は最適な対応ですぐに治そう」
病気や怪我は基本、医者の本分であり、
素人判断で勝手に治療行為を行うことは止すべきだ。
ただ、医者に言われたことを理解する努力は必要だろう。
痛みの生じるメカニズムは確かに存在する。
上記の「腰は冷やすべきか、温めるべきか」という話でも、
今回のケースでは炎症が起きているか、収まっているかが判断基準だし、
その基準さえわかってしまえば、自分でも判断が可能だ。
自身で考えたうえで、医師にも確認を取り、
しっかりと対応することが求められる。
自分の身体だ。その責任を医師になすりつけても仕様がない。
わからないことをわからないままにしても良いことはない。
一通り納得できるまでは調べる癖をつけておきたい。
2019.02.15 Hachi