月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.30 「はじめての人のためのCutthing shapes入門」

久しぶりの更新となる。

今回は「Cutthing shapes」を取り上げる。やっとだ。

 

筆者は少し前にTwitterでシェイプスに必要なステップ集と、

そのステップ紹介動画を作った。これである。

見たことある方がいれば、ありがたい限りだ。

 

www.youtube.com

 

今回はシェイプスに興味のある方のために、

シェイプスの特徴、コンボ、練習方法などについて言及する。

 

〇Cutthing shapes ≠ Shuffle?

シェイプスは定義としては厳密にはシャッフルではない。

探せばいろんな違いが出てくるのだが、

一番大きなものは基本で使うベースのステップが異なる点だろう。

 

・シャッフル = ランニングマン、Tステップ

・シェイプス = チャールストン

 

もちろんシェイプスでもランニングマンは使われるし、

シャッフルでもチャールストンは使われる。

何が使われていればこのスタイル、という考え方は正しいかはわからないが、

一つの区分け目安と考えるのは良いかと思う。

 

〇シェイプスの一番の肝は「コンボ」

最近は動画等でもよく見かけるシェイプス。

シェイプスと言えば、切れ間なく繰り出される多種多様なステップ。

ステップ同士を組み合わせ、スムーズに繋げることを「コンボ」と呼ばれている。

ここが一番の肝であり、華であり、難しいところでもある。

 

コンボについての考え方について、少し考えていきたい。

 

・コンボのスタートステップとキャンセル

コンボは格闘ゲームでも使われている用語で、

ある動作の終わり際の動きを省略して、次の動作を行う」こと。

シェイプス動画でもよくこの単語は使われているが、

そもそもの意味の「コンビネーション」と捉えても良いだろう。

 

シェイプスのコンボで一番メジャーなものは恐らく、

チャールストン(クリスクロス)→Vステップ」だろう。

Vとか入ると、スト5の話に見えるがあくまでシェイプスの話だ。

 

一番シェイプスっぽさがあり、難易度も高くなく織り込みやすい。

 

そして、ここでいうコンボのスタートステップとは、

「次に繋げたい技の初期動作になるステップ」のこと。

まずは下記の動画を見て頂きたい。


youtu.be

チャールストンVステップのコンボの際、

本来、チャールストンはバレエのピルエットのように、

足を交差する形で着地するのだが、

この着地の際に、チャールストンの足を下ろす動作がキャンセルされ、

Vステップの1歩目のハの字に着地をすることで、

そのまま2歩目でVステップを行えばコンボが成立する。

 

これがシェイプスで呼ばれる「コンボ」である。

 

スタートステップ自体は色々あるが、

ステップの途中から次のステップをする」だけなので、

一つ一つの動作を、分解しながら考えればわかりやすいだろう。

 

・コンボの繋がり=シェイプスらしさ

割と暴論ではないはず。

これも動画で見た方が早いため、まず見て頂こう。

 

youtu.be

 

これは筆者の初期の頃のシェイプス動画なのだが、

それぞれのステップが単体で完結しており、コンボになっていない。

 

このように、しっかりとキャンセルが掛からないと、

シェイプスっぽさは生まれないことが良くわかる失敗動画である。

 

逆に言えば、シェイプスはステップ自体の速さも大事は大事だが、

このコンボの意識があれば、魅せることは十分に可能ということ。

一つ一つの動作を分解し、丁寧に繋ぐ意識を持ちたい。

 

〇始めてみよう、シェイプス入門

シェイプスをやってみたいがどこから手を付けてよいかわからない。

そんな方の為に、出来る限り工程を分解してみた。

あくまで一例としてではあるが、参考にしてみて欲しい。

 

(Level1:チャールストンに慣れる)

1、チャールストンのみでリズムを取る

2、BPMを変化させる

3、リバースチャールストンキックバックを取り入れる

 

まずはチャールストンから始めることはとても有効。

しっかりとBPMに合わせてリズムを取れるようにし、

無意識にでもチャールストンが出来るようになろう。

 

(Level2:シェイプスのステップを覚える)

1、クリスクロスやブロンクス、ツイストなどを覚える

2、ステップ単体でスムーズに出せるよう繰り返す

 

ステップ自体は上でも紹介している動画を参考にして頂きたい。

まずは単体で出来るようになると、コンボで繋げるときにも、

身体の感覚的に繋げやすくなる。チャンク化してしまおう。

 

チャンク…人間が知覚する情報のまとまりを意味する語。

コンボも複数のステップを集約した一つのチャンクと言える。

 

(Level3:コンボを覚える)

1、練習したいコンボをまず単体のステップで流す

(スタートステップ、キャンセルを考えずにまずやってみる)

2、スタートステップを意識して、繋ぎの部分を練習する

3、ぎこちなくでもコンボが出来たら、繰り返し練習する

 

スタートステップの意識を上げることで、

一つのステップからの選択肢がどんどん広がっていく。

ランニングマンの1ステップ目で膝を上げた後、

ポップコーンへ派生したり、そのままターンしたりと、

その辺りを考えだしたらもっと楽しくなっていくだろう。

 

(Level4:コンボ同士を繋げる)

1、コンボの中のスタートステップを意識する

2、コンボ同士を繋げて、通しで練習してみる

 

ステップ同士をまとめたものがコンボであり、

更にコンボ同士を繋げていくことで切れ目ないダンスとなる。

これがシェイプスの一つの終着点と言えるのだろう。

 

もちろん、ステップはチャールストンではなくどこから始めても良く、

好きなもの、やってみたいものからやることが良いのは言うまでもない。

 

〇まとめ ~シェイプス人口がもっと増えて欲しい~

切実である。筆者の周りにはシェイプス勢はいないため、

いつも一人で悲しく練習を続けている状態だ。

 

ダンスラでシャッフルに触れた人、

Tictokでイベサーダンスを知った人、

入口なんて実際どうだっていいし、入口に下賤も高尚もないだろう。

 

楽しいと思えたなら、やってみたいと思えたなら、

是非一度、挑戦してみて頂きたい。

この記事を見て、動画を見て、身体動かすだけで出来るのだから。

 

2019.1.25 Hachi