page.22 シャッフルのバリエーションを増やす隠し味
今日はシャッフルダンス応用編。
もっともっと、世界を拡げていこう。
(少し長め、2500字程度です。読了目安は10分程度)
今回はランニングマンやTステップなど、
基本はある程度形になってきて、
ルーティン(一連の動作の組み合わせ)で、
踊れる方向けの内容になっている。ご容赦されたし。
初心者の方は前のエントリーをどうぞ↓
oblectamentum-ingenium.hatenablog.com
さて、色々踊れるようになってくると、
更なる変化が欲しくなるのは仕方のないこと。
もちろん、基礎のマスターがまずは一番大事だが、
エッセンスとしてこういう考えを入れてみてはどうか?
今回は、そんな一つのご提案である。
貴方のシャッフルダンスライフに何か影響があれば嬉しい限りだ。
◎シャッフルダンス+???
シャッフルダンスは基本足技がベースであり、
それを軸に様々なジャンルのダンスを加えていける、
カスタマイズしやすく、個性の出しやすいダンスと言える。
では、そこにプラスワン出来るものはどんなものがあるだろうか。
色々なジャンルがまだまだ眠っているので一部を紹介したい。
1、C-walk
シーウォーク (C-Walk)またはクリップウォーク(Crip Walk) とはロサンゼルスのギャングCripsが敵対ギャングに勝利した時に行うダンスのようなステップ。
C-Walkの“C”はチーム名のCripsから来ている。ウェストコーストヒップホップのリズムに合わせて倒した相手の血をつま先に採り“C”の文字を地面に書いたのが始まりと言われている。ダンスステップの一部として取り入れられる事も多い。
※Wikipediaより抜粋
これだけだと分かりにくいので、以下動画。
シャッフルでもよく出てくる「クラウンポップ」や、
つま先を半円を描くように動かす「ヒールトゥ」、
その場で歩いたような動きをする「エアウォーク」など、
技自体は多岐に渡るが、動作はシャッフルのステップに加えやすい。
余談だが、元々がヒップホップ由来のスタイルなので、
曲調としても、相性が良くバリエーションを増やすのに良いのでは。
2、Drum'n base step(Dnb)
よくDnbってTwitterで見るだろう。アレだ。
ドラムンベースというのは音楽ジャンルの一つ。
普段の4つ打ちとは異なり、跳ねるような複雑なリズムが特徴。
BPMもダンスミュージックより速い曲が多く、おおよそ160前後。
そして、その名を関したDnbはその跳ねるリズムに合わせ、
つま先とカカト、ヒールトゥを用いてステップを踏むスタイル。
テンポの速いリズムと跳ねるようなステップは、
とてもトリッキーで見ていて格好が良い。
もちろん、このDnb自体は4つ打ちの曲でも使えるため、
シャッフルとの相性は良い上に、シャッフルを嗜む人なら、
割と練習すれば馴染むのが早いのもオススメの一つ。
3、Poppin
ポップは、オールドスクールに分類されるストリートダンス(ディスコダンス)の一つ。名称の由来は筋肉を弾く(ポップ)こと。ポップ(pop)、ポッピング(popping)、ポッピン(poppin')も同じ意味で、ポップ(ダンス)全体を示すことが多い。主に体の各部位が別々の動きを取る様な踊り方をする。
※Wikipediaより抜粋
H-boyさんスタイルでも使われており、
ダンスラッシュ勢でも取り入れている人がいるが、
身体を弾くように動かす「ヒット」、
身体の中を波が動いているように動かす「ウェーブ」など、
ダンスラで言えば、ダウンやホールドで入れやすいのでは。
ただ、アイソレーション(身体の部位を独立して動かす)が、
どうしても必要になるから敷居が高いのかも…?
4、Lokkin
ロック (Lock) は1970年代に誕生したストリートダンスで、名前のロック (Lock) とは錠を意味し、激しい動きから突然静止しポーズを取る(ロックする)スタイルが特徴である。
ロッキング(Locking)、ロッキン(Lockin')も同じ意味で、 ロック(ダンス)全体を示すことが多い。
※Wikipediaより抜粋
耳の横で腕を巻くように動かす「トゥエル」や、
胸の前を通り、肘を支点に一方を指す「ポイント」、
足を片方ずつ伸ばし、最後に跨ぐように飛び越す「スクーバ」などがある。
こちらも動作自体はシャッフルに混ぜることは可能だが、
Lockin自体がある程度、足と腕の複合動作なので、
シャッフルのステップ内に混ぜるには少し考える必要と慣れが要る。
だが、Lockinの肝である「激しい動作からの静止」はとても見栄えが良い。
曲のブレイク地帯に入れるなど、色々取り入れ方は多い。
※Midnight amarettoのブレイクにクロスハンド→トゥエルを
入れていた動画があり、とても格好良かった。
◎ダンスは元来、人それぞれ楽しみ方は自由なもの
今回紹介したのは数多くあるダンスの中の一部。
調べれば、ブレイクダンスやハウス、コンテンポラリーなど、
まだまだ自分の好きなものも見つかるだろう。
大事なのは「音に乗って楽しむ」ことであって、
ダンスのステップはその方法の一部でしかないことは覚えておきたい。
だから、まだ基礎も出来てないのに、とか思うことはあっても、
新しいステップなどを覚えることが結局楽しさになって、
上達に繋がるのなら筆者は良いと思っている。
勿論基礎が大事なことは忘れてはいけないし、全ては基礎の上に成り立つ。
ただ、色々なエッセンスを引き出しとして知ることは、
決して間違いではないし、表現の幅は広がっていくだろう。
それが、楽しさに繋がるのであればオールオッケーということだ。
Twitterでも書いたが「身体一つあるだけで楽しめる」娯楽だ。
音楽を聴きながら、気ままに身体を動かしてバカになってみるのも楽しいものだ。
2018.10.29 Hachi