月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.27「シャッフルダンススタイル探訪 ~Rockers ②~」

今回は前回の続きで「Rockers」。

まだ話す事あるのかって?

 

前回はRockersを掘り下げて考えたわけだが、

割と反響があってありがたい限りである。

Cuttingshapesにハマってそちらに傾倒していたが、

Rockersはやってみて、その魅力が分かりはじめた。

 

そういったところも含めて、今回もやっていこう。

 

RockersとCuttingshapesから見る魅せ方の違い

Rockersのどこが良いか。

それは何より「動きのキレ」である。

 

Cuttingshapesと同じやんって言ってる人はよく覚えている。

 

ただ、どこが違うのかというと、

Cuttingshapesは「ステップ捌き」が主体にあるのに対して、

Rockersは「動き全体によるリズム表現」に重きを置いているように感じる。

 

要は、体重移動や逆に重心を崩すことによる、

コントラポスト(※)のシルエットが格好良さを生んでいる。

もちろん、動作のダイナミックさや音ハメも要因だ。

なおCuttingshapesは連続したステップ、キレも評価の要因になっている。

 

コントラポスト(contrapposto)

コントラポストとは、片足に重心をかけた、アシンメトリーな立ち姿を表す芸術用語です。重心が片側に寄ると、両肩の傾きと腰の傾きが相反して変化します。

 

こうした、私たちがダンスを見るときの評価ポイントは、

各自によって異なるのだろうけど、大枠は大体こんなところだろう。

 

技術を覚えるとき、押さえるべきポイントは必ずある。

その要点を押さえるのが早い人を「才能」があると呼ぶのかもしれないが、

それであれば、才能ですら考えることで身に着けることが出来るのだろう。

 

◎上体はどうあるべきか

・上半身自体は基本ほぼ動かない

Rockersに限らずの話になるのだが、

シャッフルダンス全体として、上半身、軸は基本ブレない。

軸がガタつくと逆に見栄えが悪くなってしまう。

これはRockersもCutthingshapesも同じだろう。

 

ただ、MASのランニングマンについては、

敢えて軸から身体を外し中心に傾けつつ、

ランニングマンを行うという形になるようだ。

体軸がブレるため、これはかなり体力を食う。

詳しくはスタイル探訪「MAS」編で言及しよう。

 

・腕の使い方について、ダンスラで学ぶのはあくまで一例

ここで言っているのは、ランニングマンレッスンの、

あのシルエットのことだ。両腕出したり引いたりしてるやつ。

あれを格好良い、格好悪いと思うかどうかは人それぞれだが、

私は特にあれは使っていない。シルエット的に好まないだけだが。

 

では、格好良いシルエットはどのようなものか。

これは写真映え、動画映えあるので一概には言えない。

ただ、バランスを取るように腕を拡げるのはアリと個人的には思う。

 

◎結局大事なのは「理想」と「現実」のギャップの把握

自分の中に理想とするランニングマンはあるだろうか

そして、そのランニングマンをどれだけ理解出来ているか。

 

脚の上げ具合は?角度は?引き幅は?身体の振り方は?

 

優れた技術の大本には「模倣」があって良い。

模倣を繰り返した果てに、基礎が出来上がり、個性が生まれる。

結局のところ、早く上達をするなら良いものを見て、

とにかく何度も真似て、回数をこなし、型を作るしかない。

 

貴方のランニングマンの師匠を探し、

とにかくその理想と比較し続けるのが一番の近道だ。

その点で言えば、指導を受けることは最短距離ではない。

自分で考え、自分で修正できるならそれが一番早い。

つまるところ、本気で上を目指して動き続ける人が何でも強いのだろう。

 

2018.12.6 Hachi