月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.34「想像力とダンスの上手さの結びつき」

今回のテーマは、

想像力がどれほど上達に関わっているか」である。

クリエイティブな趣味を持っている方向けの内容。

 

(目次)

 

さぁ、早速行ってみよう。

 

1、想像力とその効力について

・想像力とは?

想像力とは「頭の中で自由に物事を動かす力」である。

人によってそのイメージ内の世界は異なるようだが、

 

・映像を自由に動かしたり、編集が出来る

・言葉ベース、音声ベースで発想を展開する

 

など、人により映像、音声、文字など様々な世界を持っており、

タイプの違いと、あとはイメージの鮮明さ、解像度の違いがある。

 

因みに筆者は、ぼんやりとした映像を、

言葉で補足しながら動かすタイプだ。

 

例えば旅行の準備など、先の事象をイメージする際は、

FPSのように主観視点で移動しながら、実際の工程をトレースして準備する。

大体、目的地に着くまでを一通り考えて、最悪のケースのみ考えておく。

ある程度考えておくことで、アクシデントがあっても対応がしやすくなる。

加えて、何か起きたとしても「自分の落ち度」ということで納得しやすい。

 

・想像力から繋がる発想力

イデアマン」と呼ばれる人は周りにいるだろうか。

ぽんぽんと面白い発想が浮かぶ人のことだ。

こういった発想とは、0から浮かぶことはほとんどない。

必ず何か起点となる発想の組み合わせ、枝分かれしたものとなる。

 

それはつまり、どれだけ組み合わせられる

情報を持っているかが発想力の源と言っていい。

想像力、発想力の全てはその人個人の

持っているデータ量」と組み合わせ試行回数」により生まれている。

 

2、ダンスと想像力についての関係

・何にでも必要な想像力とイメージ修正

1から物事を始めるケースの際、

恐らく大抵の人が見本を参考にして練習するだろう。

その際の、思考をトレースして考えてみよう。

 

 A、見本をイメージし、再生する

 B、とりあえず、その見本通りにトレースして試す

 C、イメージとの差異を具体的に検証する

 D、一つずつ見本に近づけていく

 

俗にいう「PDCAサイクル」と言われるものだ。

考えて、試して、修正箇所を検討して、再試行するというもの。

 

ダンスにおいても、とにかく必要なのはAとB

ここで求められるのは「たくさんの見本となるデータ」である。

筆者の場合はMarktoreとSven ottenをゴールに据えている。

そこから、インスタグラムに投稿されている動画や、

Youtubeのダンス動画を参考に様々なものを取り入れ、

練習でトレースしながら、イメージの修正作業を行っていく。

 

つまりは、「情報をいくつも積み重ね」、

同じように動かせるようになるまで、繰り返し練習する」。

上手くなるためには、ぶっちゃけそれしかない。

 

もちろん、人によって上達するペースの違いはある。

それは、身体の使い方の経験値の違いであったり、

身体を精確に動かすための筋力が備わっているかどうか、などだ。

ダンスにとって、身体能力の差は顕著に出るものではあるが、

楽しんでいれば必要な筋力は自然とついてくる。

より激しく、より綺麗に動かしたいならばトレーニングは必要だが。

 

・イメージを細分化する技術

動画を見てもよくわからない」で止まるケースもよく聞く。

その場合に必要となるのは「焦点を当てて、分けて考える」ことだ。

 

例えばCuttingShapesのダンス動画を見ていても、

漠然と見ていると、「すごーい!かっこいー!」となる。筆者もたまにやる。

これを細分化して考える場合、

 

・足はどう動いているか?足首は?つま先は?

・重心はどこに置いているのか?

・腕の使い方は?

・頭の向きは?

 

パッと思いつくだけでも、見る箇所はたくさんある。

少しずつ分けながら何度も見ていくことで多くの発見があるだろう。

 

3、想像力という名のパッシブスキル

パッシブスキルとは常時発動型のスキルのことだ。

「攻撃力+20%」とか「経験値2倍」とかそういう。

 

普段から情報を入れたり出したり、捏ねくり回していると、

自然と頭に入った情報が、勝手に展開され、他の情報と結びつくようになる。

 

例えば、Lockin'の動画を見ていてMASのキック→バックキックから、

ウィッチウェイが繋がるのでは?など勝手に思い浮かぶ。

 

こうした想像力、発想力がダンスの幅を広げることにも繋がっていく。

それだけでなく、思いもよらぬ情報が思いがけない所で繋がり、

一つの発想が思い浮かぶのは、楽しさを伴う。

 

考えることが苦手な人は、情報を頭に入れること、

それを少しずつでも考えることが解決の一歩目となる。

 

好きな分野の新しい情報を取り入れてみよう。

 

知らなかったジャンルの音楽を聴いてみよう。

 

身体にも新陳代謝が必要なように、

精神、知にも新陳代謝は存在する。

いつだって新しい情報に囲まれて、新しい自分に出会ってみよう。

 

2019.4.12 Hachi