月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.42「ダンスラと上達とモチベーション」

今回は「モチベーション管理」についてだ。

気持ちが下がったときにでも思い出してほしい。


以下、目次だ。


1、モチベーションが作られるまで

2、やる動機が失われたときどうするか

3、まとめ


本文に入る前に断っておくが、

筆者はダンスラ及びダンス界隈にどっぷりハマっている。

今でもたっぷりどっぷりでやめるつもりはない。


趣味の世界において、


 ①3ヵ月以上、外的要因が無くても主体的にそれをしようと思える

 ②自発的に、時間、お金などのリソースをつぎ込もうと思える


この2点があればほぼハマっていると言っていい。

それを念頭に置いて、話をしていこう。


1、モチベーションが作られるまで

・モチベーションの源

大なり小なり、皆さんにも推すものがあるだろう。

やるべき事が終わったらやりたいもの、そう言い換えても良い。


その熱は基本、内側から生まれてくるもので、

様々な燃料を炉にくべながら楽しみを謳歌している。


そして、人はその楽しみへ向かうエネルギーのことを

モチベーション」と呼ぶ。


自分の趣味のモチベーションを貴方は把握しているだろうか。

モチベーションには内的、外的要因の二つに分けられる。

それぞれに特徴があり、長も短もある。

成長のヒントにもなるため、少し考えてみよう。


(内的要因)

・成長の喜び、達成感

それぞれの度合いの尺度は異なるにせよ、

「出来なかったことが出来るようになる」、

「定めていた目標に到達する」「勝てなかった人に勝つ」など、

理想と現実のギャップを自分で埋めたときに、

次の行動へのモチベーションが生じるタイプを指す。


自分の中の立ち位置を把握し、理想との距離感をつかめる人は、

こちらのモチベーションが優位になりやすい。


ダンスラやダンスで言えば、「新しいムーブを覚えた」、

「前より上手く踊れた」「エクセが取れた」など、

あくまで内発的な「やりたい」を達成して生まれるもの。


そのため、モチベーションを自分でコントロールしやすい。


(外的要因)

・人からの称賛、達成することによる褒章

その名の通り、自分以外から与えられる要因を、

次の行動へのモチベーションに繋げるタイプを指す。


「100点取ったら遊んでいい」「目標を達成したらボーナス」など、

インセンティブ(動く理由を与えるための刺激)を、

外部に求めるため、達成できた時のレバレッジ(掛け率)は大きく、

喜びが大きいケースが多いのが特徴。


難点としては、これは「制約と解放」によるギャップ解消、

または単純に「褒章を貰えること」が動機となるため、

そもそもの動機を与える人がいなければ成り立たない。


ダンスラやダンスで言うと、「リプが付くのが嬉しい」、

「再生数が〇〇回行った」などが該当するだろう。これを悪いこととは筆者は思わない。


・それぞれの要因の比重

もちろん、動機は内・外のどちらかに完全偏るということはない。

人は時には内的要因で、時には外的要因で動いている。


個人的には内:外=6:4~7:3くらいが過ごしやすい。


私見だが、自分でコントロールできる範囲で、

モチベーションを保ちながら、外部からのインセンティブで、

気持ちが折れそうなときに支えを求めるようなイメージだと楽に感じる。


モチベーション管理が上手い人はその辺りの立ち回りが上手い。

色々と調整しながら、自分なりのコントロール法を見つけて欲しい。


・成長とモチベーションの関係

成長が早い人の特徴の一つとして、

自分の中でのハードル設定が適切で、実行が早い」というものがある。

内的動機づけが上手い人は、大抵ほっといても上手くなる。


自分で自分を褒められる人は、判断基準が内に出来るため、

どこかで加速度的に伸び始めるものだ。


逆に、外的動機づけに慣れてしまっている人は、

判断基準、意思決定まで外部に渡してしまうことで、

伸び率がどこかで鈍っていく。


繰り返しになるが、これはどちらが良いわけではない。

全てはバランスである。


2、やる理由が失われたときどうするか

・モチベーションが無くなるとき

何事もそうだが、熱を維持するにはエネルギーが必要であり、

どこかでエネルギーが無くなり、火が消えることはある。


あれだけ推していたグループだって、

寝る間を惜しんでやっていたゲームだって、


気づけば、気持ちに凪がやってくることはあるのだ。


去った事を考えてもとは思うが、

要因を少しだけ考えたい。大体この3つだ。


 ①経験を共有する人、機会が失われた

 これは今のダンスラ界隈で起こりうる可能性がある。


 要は「やる人が少なくなる、または居なくなる」だ。

 みんなでやっているのは面白いが、1人でやってもな、

 と思うなら、それはモチベーションの源の一つはそこにあるということ。


 それであれば、


 ・一緒にやる人機会をどんどん作っていく

 (もちろん相手に迷惑を掛けない事が前提)

 ・人との繋がりを広げ、大事にしていく


 ことが重要だ。


 Twitterを開けば、ダンス動画がTL上に並んでいるこの状況は、

 本当に素敵で、貴重な機会であることは間違いないだろう。


 祭りはみんなが揃って、同じ環境、同じ心境で酔いしれるからこそ、

 楽しいのであって、祭りのあと、1人で踊っても悲しいもの。


 ハレの日はずっとは続かないことを忘れないで欲しい。

 そうすれば、楽しさはもっともっと広がっていくだろう。


 ②つぎ込めるリソース(資源)が困窮した

 お金、時間はもちろんだが、健康もリソースの一つだ。 


 とはいえ、自分が楽しいと思うことには真っすぐ走って欲しい。

 気持ちとは反対に、出来ない事に言い訳をし続けるのは辛いものだ。


 ③更に熱中するものが現れた

 悪いことではない。むしろ喜ぶべきことだろう。

 楽しいことを、楽しかったで去れるのは素敵なことだ。


それでも、やはりその世界が好きで、まだ離れたくないのに、

モチベーションに落ち着きがみられた時にはこれを試してみて欲しい。


・その世界を広げてみる

 例えばだが、ダンスラに飽きが来ることもあるだろう。


 1、自分が使わないムーブを取り入れてみる

 2、上手いと思う人のダンスを真似してみる

 3、思い切って外練に出てみる


 など、普段やっている世界に

 「知らないこと」「やったことないこと」を加えてみたり、

 「自分の持っている世界と繋げて」掛け算してみたりしてみて欲しい。


・その世界から離れてみる

 一度、他の世界に離れてみるのも一つの手だ。

 やっぱり好きと思うかもしれないし。そのまま離れるかもしれない。

 離れても、ふつふつと湧き上がってくる熱があるなら、

 試しにもう一度戻ってみよう。きっと新しい何かが見つかるはずだ。


3、まとめ

この先、ダンスラッシュは続編も出るかもしれないし、

もしかすれば、1作目で終わってしまうかもしれない。


だが、極論を言えば私はどちらでもいい。

ダンスラを辞めてしまっても、得たものは無くならない。


私は「音楽を踊って楽しむ世界」をダンスラで知ったし、

「音楽が好きな人」「踊りを楽しむ人」にダンスラで出会った。


ここで得たもので、これから更に世界は広がっていくし、

ここで繋がりを得た人はこれからも何らかの形で繋がるだろう。


一つの祭りが終わっても、全てが無くなるわけではない。

また新しい祭りがどこかで始めれば、知った顔と再び出会える。

そう思えるからこそ、今、全力で踊っているのだろう。


2019.6.18 Hachi