page.40「人が増えることで変化するダンスラ界隈」
今回はダンスとは直接的な関りはないが、
ダンスラ界隈、ダンス界隈についてのコミュニティの話だ。
「人が増えることによって起こる問題」について話そう。
以下、目次だ。
毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、
記事の下にあるスターをクリックしてくれると助かる。
過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。
1、人が増えることで抱えるリスク
まずは一般論から入ろう。
一つのコミュニティが大きくなっていき、人数が増えることで、
様々なメリットが生じるとともに、デメリットも比例して増えてくる。
・コミュニティ内での意見の対立
→個人ではなく、コミュニティとして活動をする際に、
意見が合わない、反発意見が生じることは多い。
結果、船頭多くして船山に上るということが起こりやすくなる。
代表者が定まっていない、緩やかなコミュニティに多い。
・人間関係
→残念ながら、人が増えれば気の合う人も出てくると同時に、
考え方などが合わない人も出てくる。どこのコミュニティでもそうだ。
コミュニティ内での考え方、個人の考え方が混ざってしまうと、
問題が起こりやすくなる。
上記の2つがよく起こるものだろう。
割とセンシティブな問題でもあり、実際問題難しい。
ブログ内で扱うかどうかは結構悩んだ。
ただ、「問題として認識されずに起こる問題」が、
割と致命的になるのもコミュニティ内における問題のため、
一つ、視えるように提起して、考える一端になればと思い書いている。
前回の初心者問題等と絡めて考えたい話題であり、
筆者は、ダンスラ界隈が盛り上がることを相変わらず切に願っている。
2、一般論とダンスラ界隈についての話
触れていい問題、触れると面倒になる問題は様々なのだが、
「問題が見える形で存在しているもの」を焦点に話していきたい。
なお、筆者はそれぞれの件で、深堀りするつもりはない。
あくまで一般的な話として、「こういう問題もあるのか」と把握してもらうことと、
普段プレイするときに、頭の片隅にでも置いて頂ければ幸いだ。
というより、ここに見に来てくれる方は問題ないだろう。
本当の問題提起は基本、届いて欲しい所には届かないものだ。
それはさておいて、見ていこう。
①初心者がどうしても入りにくい
これは前回の記事でも触れた内容であるが、
ダンスラプレイヤー同士の輪が生まれている中、
自分で話し掛けに行くことが難しい場合、
どうしてもなかなか輪には入りにくい現状があるのは確か。
新規の方への考慮は何らかの形
(回しプレイをしない、周囲を考えずに騒がないなど)で、
初めての方の「やってみようかな」を後押ししていきたい。
②距離感の取り方についての問題
これは筆者も気を付けないとならない問題。自戒に近い。
そもそもとして、ゲーセンで仲良くなることは普通の機会だとほとんどない。
同じゲームをプレイしていて、顔は見たことあるが話はしない、
これくらいの関係性は筆者の中では割と普通の状態である。
実際に対戦をした、困っているところを助けてもらった、
とか、それくらいの事がない限り、なかなか話したりはなかったりする。
ダンスラッシュというゲームが特殊なのだが、
プレイしていて、コミュニケーションのきっかけが多いゲームだ。
それがとても良いところだし、ツールとしても機能性が優れている。
とはいえ、誰とでも話しかけて仲良くなれるかは別物である。
黙々とゲームをやりたい人、人と一緒にやるのが苦手な人、
見てるだけでも楽しい人、どんどん教えて欲しい人もいる。
人によっては、話しかけられてありがたい人もいるし、
話しかけられたことで、遠ざかっていく人もいるということ。
1人で完結するゲームとは異なる。
コミュニケーションは相手にボールを投げることと同義であり、
相手がどう感じているか、失礼でないかどうかなど、
自己満足で終わることの無いよう、心掛けておきたい。
③価値観のやり取りの認識の不一致
これも前の話と近く、筆者もとても気を付けている。
同じゲームをプレイする共通点はあるとはいえ、
あくまでも私たちは独立した個人であって、それぞれ考えがある。
全てにおいて、考え方は強制はするべきではなく、
個々の意志は尊重される必要がある。
個人的には外での練習は楽しいので一緒にやりたいし、
Neoswingももっと広めていきたいとは常々思っているが、
外練は恥ずかしい、ダンスラだけで構わないという人、
Rockersがやりたい、MAS、RUSがやりたいという人に、
無理にNeoswingを勧めるつもりはない。
重ねてになるが、個人のやりたいことを見つける手伝いはする。
だが、押しつけになっていないかどうかは気を付けておきたい。
3、まとめ
今日の全ての問題は、楽しいことをするときにこそ、
「周りの事、相手のことを考えよう」が全てだ。
それが出来るのであれば、あなたの楽しいことは、
周りから見ても正しく楽しいことになる可能性が高い。
その積み重ねが、ダンスラッシュ界隈のこれからに繋がると願っている。
2019.6.4 Hachi