月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.41「ダンスラッシュのこれからと周辺のついての蛇足」

少しだけ前回の話の続きをしよう。

 

直接的に話す必要性はどこにもないので、

一般論に落とし込んで話をする。

 

以下、目次だ。

 

 

1、コミュニティにおける主語の問題

・1つの世界の数えきれないコミュニティ

大前提として話しておきたい。

コミュニティ」というものについてだ。

 

ダンス一つとっても、Lockin'やBreakin'、Shuffleなど、

数多くの種類が存在するように、一つのコミュニティの中にも、

更に枝分かれし、細分化されたコミュニティが存在する。

 

これは、ダンスラッシュ界隈でも同様で、

スコアを追及して楽しむ人、音に乗って踊ることを楽しむ人、

音楽を中心に楽しむ人、プレミアムを撮って共有する人、

ダンスから生まれた繋がりを楽しむ人など、

数多くの楽しみ方を持つ人たちに支えられて世界が成り立っている。

 

人の数だけ、世界には見方が存在しており、

その世界に共感を覚えた人が集まって出来るのが「コミュニティ」だ。

 

・「ダンスラッシュ」という主語で語ること

これは私見なのだが、大きな主語で語る人の多くは、

その界隈から離れた位置にいる人のケースが多い。

 

というのも、その界隈に深く関わるほど、

多くの人、多くの曲、多くのイベントに関わっていくため、

「数多くの世界」に出逢って、視界が広がっていくことで、

「自分の視点以外の視点を持つ」ようになる。

まり「客観視」が自然と出来るようになってくる。

これは想像力の起点となる能力だ。

 

こういったことを学ぶのは、経験を得ることの利点の一つだろう。

 

※大きな主語とは

一つの単語の抽象度を高めることにより、グルーピングを大きくした主語のこと。

他国の人が問題を起こしたときに「これだから〇〇の国は」というような、

まとめて大きな括りで話すような論調で用いられる。

 

例えばだが何か事件等が起こってた時、加害者がゲームをしているだけで、

「ゲームをやっている人は」という主語で語られても困るだろう。

 

なお、抽象化がわかりにくいかもしれないが、例えば、

ダンスラッシュ→音ゲー→ゲーム→娯楽のような感じだ。

どんどん具体性を抜いていくと抽象的になっていく。


2、ダンスラッシュと周辺におけるこれから

・ダンスラッシュ未来設計

正直なところ、ダンスラッシュ単体で考えるならばだが、

主にゲーセン側のインカム(収益)面で、

このままでは存続はなかなか難しいと考えている。

現に、小さいゲーセンだけでなく、有名店でも撤去は始まっているとこもある。

 



とはいえ。



まだダンスラッシュは稼働して1年足らずだ。

DDRで言えば、まだHave never been mellowとかButterflyやってる頃。

KONAMIがダンスラッシュの収益予想をどの程度に定めているかによるが、

 

・システム面の改善(モード追加、スターによるオプション購入など)、

・ボルテのような楽曲公募

・スピニンレコード曲の追加

・グッズの販売

・ダンスラ関係のライブイベント

 

など、あったら良いなと思うことはいくらでもある。

恐らく公式は動くだろう。Kors Kさんよろしくお願いします。

 

※余談だが、DDRが一番インカム面では厳しい。

詳しくは書かないが、設置するための専有面積、

1クレジットの稼働時間、稼働率などの兼ね合いで決まる。

 

ダンスラにおける救いは、DDRよりも回転率が優れている点だが、

スコアなどのやりこみ要素が薄い点で相殺されている。

 

・曲の追加と考え方について

これは私見であり、批判を招きかねないのだが、

基本的な設計として、音ゲーは「上手い人、上手くなっていく人」を、

中心に設計がなされている。インカムの中心はそこだからだ。

 

そこに、「上手くなっていく人」に繋がる「初めての人」を、

引っ張り上げるための、フックとなる曲、Tutorialなどを構える形だ。

 

その為、音ゲーリリース後の最初の段階としては、

インカムを安定させるため「上手い人」のための内容から充実するのは、

特におかしいことではないだろう。あくまで商売だ。

その為、これからキャッチーで踊りやすい曲は増えていくと予想される。

 

反対に言えば、「上手くなろうとしない人」は考慮されていない。

楽しんでいる人からの声は欲しいが、野次はスルーされるのはさもありなんだろう。

大抵の心無い言葉は、どこか端っこから大きな声で飛んでくるものだ。

 

筆者もそうだったが、最初はものすごい下手だったし、

それでも上手くなっていく過程が楽しかった。

「プレイの中で楽しさを見つけられる人」は、すぐに上手くなっていくだろう。

 

・人間関係についての補足

上にも書いたが、「ダンスラッシュ」で遊んでいる人は、

「ダンスラッシュ」という大きな括りのグループで遊んでいるわけではなく

そこから細分化された「楽しみ方や考え方、価値観が合う」人で

構成されたコミュニティが大なり小なり存在し、その中で遊んでいる。

 

ダンスラ勢、〇〇勢などグルーピングされているだけで、そこに縛りはない。

あくまで、共通箇所があるというだけで、それ以外は個人同士の問題であり、

そこに大きな主語を持ち出すのは、お門違いというものだ。

 

だって、日本人だからといってみんな仲良いわけではないでしょう?

 

3、まとめ

・発展途上のダンスラッシュ

私見ではダンスラッシュはまだまだ大丈夫だ。

もちろん、ちゃんとしたテコ入れがされることが前提だが。

 

1年経った今、次のステージに上がる段階であるし、

また未プレイの方向けの楽曲追加などが増えてくるだろう。

これからまた夏が始まる。

ダンスラッシュもまた暑い季節になって欲しい。

 

・影響を与えることと責任について

完全な蛇足を一つ。

前にも少し書いたが、情報を発信することは、

誰かに届くこと」を前提とした行動だ。

 

加えて言えば、「反応があって欲しい」という願望も含まれている。

このブログも勿論そうだ。情報を届ける為のものなのだから。

 

だからこそ、伝える情報には気を遣う。

誰から見ても、何かを得ることがあるように、

考えるきっかけになるようにと、願いながら書いている。

 

筆者も気を付けてはいるが、間違った情報を提供してしまうこともある。

その場合は、謝罪と訂正は最低限の責任として必要だろう。

 

それが、情報を発信する側の責任と考えている。

簡単に情報が発信できるようになった今だからこそ、

「権利と義務」については考えてみて欲しいし、

 

何かあったら消せばいいや」ほど、軽率な行動はない。

そこには既に、相手への気遣いは存在しないのだから。

 

いつだって未熟なまま歳を取っていくことを、怖いと思っている。

色々な経験を積みながら、責任を持てる人になっていきたい。

 

2019.6.11 Hachi