page.19 アウトプット過多の3つのメリット
今日は「アウトプット」について。
なんでもいいけど、最近アウトプットしてる?
最近はブログやイラストを初めとして、スポーツなどでも、
何某かの活動を「記録して形に残す」というものがアウトプットだ。
スマホの普及により、写真や動画が手軽に取れるためより手軽になった。
文章や絵と比べて動画は手軽なのにも関わらず、その情報量はとても多い。
イラストを描いたことがある人にはよくわかるのではないだろうか。
それほどまでに、写真や動画は記録としてとても強い。
今回は、アウトプットという行為によって、
「もっと楽しく趣味や勉強は出来る」ことを考えてみたい。
◎一般的な「アウトプット」イメージについて
筆者が友人や周りからよく聞くアウトプットとは、
「考えを文章に興してまとめる」行為であることが多い。
もちろん、それもとても有用なことだ。今書いているこれもそれだ。どれだ。
他にも、物事の関係性を図にまとめたりすることも、
これも立派なアウトプットと言える。
そして、前にも書いてある通り最近では、
「自分を撮る」という動画によるアウトプットも出てきている。
これには色々な活用法があるため一例を挙げよう。
・スポーツで上手い人のプレイと自分のプレイを比較する
・ダンスで自分がどのような動作をしているか確認する
・英会話で自分がどんな文法で、何を話せているか把握する
まだまだ挙げればキリがないが、
文章やイラストと共通して言えるのは、
「自分がどのような考えで、どんな動きをしているかを把握する」こと、
媒体は異なるが、これがアウトプットの利点の一つと言える。
◎アウトプット=レベルアップ
アウトプットの反対の概念が「インプット」だ。
例えば、読書をしたり、基礎動作の練習を繰り返したりと、
基本地味な作業が多い。私は嫌いではない。
このインプットを「経験値集め」としたとき、
アウトプットは「レベルアップ」になる。
SRPGのレベルアップシステムに近い。
ちょっと掘り下げて説明しよう。今回はダンスで喩えたい。
シャッフルダンスの基本動作に「ランニングマン」というものがある。
それを習得したいと考えたとき、まず何から行うだろうか。
恐らく、「どのような動作か知る」ところからだろう。
今ならYoutubeで調べれば一発で出てくる。いい世の中だ。
そして、それを次に「とりあえず動作を試してみる」。
その時点で、インプットで得た経験値をその動作に振っている。
そして、後は練習というアウトプットを繰り返して精度を高めていく。
最終的にその動作が一定のレベルまで上がれば、習得するという流れだ。
つまり、インプットだけを続けても何もレベルは上がらない。
スキルブックを読んで「スキルを習得する」することが、
インプットの一番の役割と言えるだろう。要はきっかけ作りなのだ。
◎何よりもまずアウトプットが先行するべき
間違えている人が多いのだが、
英語にせよ、スポーツにせよ、上達するならアウトプットありきだ。
アウトプットが行われることで初めて、不足している箇所がわかる。
そして、そこをインプットで埋めるのが正しい上達に繋がる。
考えてみてほしい。
技術については、まず型があってそれを埋める作業が上達だ。
こういう文章についても、「書く」という動作が先行する必要がある。
そこから、「ターゲットは?」「提供する情報は?」など、
考えていくことにより、必要な情報がそこで現れる。
もちろん、普段のインプットも意味がないとは言わない。
色々な知識を得ることで、新しい型が自分の中に出来上がるかもしれない。
「目的」を基にしたインプットが一番効率が良いというだけだ。
自分が何かに取り組んでいるのであれば、
とにかく何でもいいから「記録として残す」作業に取り組んで欲しい。
ライブレポだろうが、勉強記録だろうが、何でもいい。
自分を見返すこと、それが自分をコントロールする第一歩だ。
そして、それが「自分を知ること、自分に自信を持つこと」に繋がる。
つまるところ、アウトプットは自分を知るためのものなのかもしれない。
2018.10.13 Hachi