page.11 人との距離感と壁の作り方 ~When did you gone?~
今日は人との距離感の話。
どうしても相容れない人っている。
ただ、それが何故か説明できるかは人による。
知らない人と話すときはとても社交的なのに、
知り合っていけばいくほど、喋らなくなる。
そんな人は周りにいるだろうか。私だ。
これは自分でも不思議な傾向で、
「知らない人と話す=その場限り」と考えているのか、
いくら話しても、あとに何の影響も出ないと考えているのかもしれない。
逆に言えば、人と知り合っていけばいくほど、
「経験」や「知識」が関係性と紐づいて蓄積されていく。
平たく言えば、「互いのことがわかってくる」状態だ。
こういう「共通の知識」を持った関係を、知り合いと呼ぶ。
◎人との境界線を引く人、引かない人
境界のあいまいさ度合いの違いは人によって違う。
境界がハッキリしていくと「棲み分け」になり、
それを、対人関係における「壁」と言う。
貴方は、普段人にどれだけ「壁」を作るだろうか。
私はとにかく、人を選んで関係を結んできた。
その結果、仲の良い人は結構絞られている。両手で数えられる範囲だ。
そして、快適な生活を手に入れている。
◎壁はどういったタイミングで作られているか
「この人はないな」と見切りをつけるタイミングの話だが、
人によって、明確なラインがあるように感じられる。
そして、このラインは自己肯定感がある人ほどハッキリしている。
私の場合は、どうしてもダメな人のパターンは2つ。
言っても、あまりにあまりな人以外はほとんど切ることはない。
勝手にフェードアウトしていくことは割とあるけど。
①想像力がない
大体、常識や良識がない人はこれに尽きる。
「これをしたらどうなるか」という考えがそもそもない。
優しさとかも、全て想像力の賜物といえる。
②好きなものを持たない
私の好きな人、一緒にいる人はいつも何かに夢中だ。
それは人であったり、趣味であったり、色々だが、
「自分を見失える」レベルにのめり込んでいる人はとても好ましい。
「付き合う人を選ぶ」というと薄情な響きだが、
どうして、どうでも良い人と付き合う選択肢があるのか。
私の仲の良い人は、一緒にいて我慢することはない。
思ったことはとりあえず相手に言うためだ。
「言うのを我慢する」時点で、お互いのためにはならない上に、
「言った方が良くなる」ことは間違いない。
対人関係上、一緒にいれば色々なことが起こる。
それはそのままであれば、プラスでもマイナスでもないが、
放っておくことは、必ずマイナスにしかならない。
何でも言い合えること、そしてそれが快適であること。
一度きりの人生で、出来る限り「我慢」を減らすのは、
貴方の思う以上に大切なことに違いない。
2018.9.18 Hachi