page.6 幸せは歩いてこない、だってあいつらめっちゃ走って逃げるもん。
今日は「満足」と「幸福」についての話。
満足と幸福の違いについて説明できる?
社会人になって色々あったものの、
現在はようやく満ち足りた生活を送っている。
そりゃあ、週5日の仕事の中で、
仕事の後、週3日はラウンドワンへ、週2日は体育館でバドミントン。
ライブがあれば、関東や関西へ出掛けていくし、
各地で仲のいい友達と音ゲーや飲み会をしたりする。
ブログタイトルにあったような、月200時間残業は見る影もない。
残業していた頃に比べ、貯蓄も10倍くらいには増えた。
社畜は「時間」と「お金」を得たことで、ドルオタへ進化している。
ああ、今日も推しは可愛い。
どうしてここまで変化したのかは、また今度。
◎「幸せ」を構成するものは、実は「お金」と「時間」ではない
さて、現在の生活は満ち足りてはいるが、それは幸せとは違う。
「満足」とは現状を肯定するための言葉であって、
将来までを肯定的に認められる「幸福」とは異なる。
つまるところ、「幸福」とは物語がハッピーエンドになった状態だ。
これから、幸せな二人の物語が始まるのだ!ってな感じ。
恋は盲目、愛だって五体不満足だ。
それもそう。「幸福」は「制約」と「責任」から生まれる。
だって、将来をずっと肯定的に見つめられるなんてのは、
本当に、本当になかなか実感として得ることは難しいではないか。
「結婚」も制約の一部だ。「子ども」だって「責任」を生む。
しかし、それを悪いこととは思わない。
「責任」を果たすことによる、相互的な満足感は、
単体で生み出せる満足感より、総量が大きい。だって単純に2倍だし。
とはいえ、それはお互いがお互いをしっかり見て、
「幸福」という着地点が見えていれば、に他ならないことは言っておく。
「満足」を得ようとするのであれば、それは「幸福」とは少し方向性が違う。
この「満足」と「幸福」のバランス感覚が優れた人が集まるのなら。
それは、「幸せな家庭」や「幸せなカップル」と言えるのだろう。
「お金」と「時間」は満足を生む。
やりたいことをやれる。素敵なことだ。
私は正直、満足してそのまま死ねるなら、それでもいい気はする。
2018.8.30 Hachi