月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

page.46「やる気スイッチと興味を持つ力」

今回は「やる気と興味」について。

少しだけダンスから逸れるが、

考える内容であったため掲載。

みんなも少しだけ考えてみて欲しい。

 

以下、目次だ。

 

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

記事の下にあるスターをクリックしてくれると助かる。

過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

www.youtube.com

1、興味があることないこと

・カクテルパーティ効果

これは、「人が自分に関心があることに対し、

自動的にフォーカス(焦点)を当てる効果」のことだ。

 

ダンスラ勢で言えば、今までEDMを聞かなかった人が、

ダンスラッシュを初めてから、街中で流れるEDMに気づく、

人が履いている靴に目が行くようになるなど、

自分が関心を持ったものは、脳が自動的にフォーカスを当てる

それは視覚も聴覚も同じで、「関心があること」は、

無意識化でも人の認識にフィルターを掛けている。

 

好きな人がいると、勝手に目が向くのも多分そう。

 

・人は毎日情報を「フィルター」越しに処理している

今、スマホやPCを見てる人は顔を上げてみて欲しい。

周りに様々なものが溢れているだろう。

 

その全ては何らかの形で「情報」として入力されている。

ただし、全ての情報をそのまま受け入れようとすると、

情報量が多すぎると、人の脳でも処理が出来なくなる。

 

これは毎秒毎秒、インターネット上から、

自分のPCへデータがダウンロードされ続けているようなものなので、

ある程度、「自分が必要と思う」フィルターでろ過され、

「大事なもの」が優先的に保存されていく。

 

ほら、自分のPCみたいでしょう?

 

蛇足だが、今回の京都の凄惨な無差別放火殺人事件も、

アニメを見ている人、見ない人によってまず関心の度合いが違う。

見え方については、かなり人によって異なるだろうが。

「普段火事が起きても、人が亡くなっても興味がないのに」

そういった意見を目にすることはあるのだが、

極論を言えば、近しい人に対する見方と、他人に対する見方は、

関心のフィルター上、見え方が異なることは普通の事である。

 

全てを関心高く見えるほど、人は強く出来ていない。

良い悪いではなく、そういった作りになっている。

そういうこと、そういうものだと筆者は考えている。

 

だが、じゃあ関心のないことは関心がないで良いのだろうか?

 

・興味がないことに興味を持つ意味

繰り返しになるが、ダンスラッシュを始めて、

ダンスや音ゲーなどに興味を持ってみて、

どれだけ世界が広がっただろうか。考えてみて欲しい。

 

それと同じことは、いくつも世界に転がっている。

歳を取るほど、新しい世界で得る新しい自分と

今までに作ってきた自分との乖離、違和感により、

新しい世界への扉はどんどん重くなっていく。

 

これは個人的には「出来ない自分」を嫌がる心理だろう。

「恥」は想像力の産物であるし、ある種のセーフティだが、

やはり、自分で感じる「出来る喜び」や「楽しさ」を大事にしたい。

 

そういった点から、今まで触れたことの無い世界のことにも、

「調べてみる」「考えてみる」「体験してみる」ことで、

新しい世界に1歩だけ踏み出してみることはいくらでも可能だ。

 

貴方が100円を入れて、ダンスラッシュに踏み出したように、

もっと気軽に、フランクな気持ちで飛び込んでみて欲しい。

 

2、やる気はどこから生まれてくるか

・新しいものが好きな人、苦手な人

これは個人的にも不思議に思っている内容の一つだが、

恐らくこれは、「自己承認度」の高低によって多少左右される。

 

小さい頃は比較的、新しいものには興味を持ちやすい。

その時に、新しいものに向かう気持ちを肯定されたか否定されたか、

そういった点も、自己承認には影響を与えている。

 

そもそも興味とは「自分が良いと思うもの」に生じる欲であって、

その「自分が良いと思う気持ち」を自分で設定し、

それを認め、広げていくことが必要になるため、

「これを私は好きなんだ」という認識はとても重要だ。

 

だからこそ、何かを「好き」な気持ちは間違いない軸であって、

人からいくら否定されようと、曲げる必要はない。

 

そういった点からも、自分の好きなことを持って、

その気持ちで新しいことにチャレンジしていって欲しい。

 

・相手に意識を向けるということ

これは最近Twitterにも書いたのだが、少し言及したい。

 

//twitter.com/kori0715/status/1164027448826064897?s=20

https://twitter.com/kori0715/status/1164027448826064897?s=20

https://twitter.com/kori0715/status/1164027448826064897?s=20

https://twitter.com/kori0715/status/1164027448826064897?s=20

 

SNSの誕生により、ネットの世界は「自己の拡張した世界」として認識され、

その中の他人は「自分の世界の中の住人」という認識に近く、

それにより、現実世界の他人へ向けるようなモラルが機能しにくい。

これが、筆者の仮説である。

 

良くも悪くも「自分の世界だけで満たされる」ようになった。

知識の取得も、繋がりも、承認欲も、お金の問題でさえも、

「人からの助け」をそこまで必要とせず得られるようになっている。

 

ギブアンドテイクの関係が終わったことにより、

「人からの助け」が少なくなったことは、人との繋がりに影響を与えている。

 

これ以上の言及は避けるが、自分の世界だけで完結してしまうことは、

目に見える範囲の世界しか存在しなくなることと同意である。

そこには、第二世界も隠しマップも存在しない。あるのは安定だけだ。

 

・やる気の源泉

閑話休題。これは筆者の個人的な意見だ。

やる気スイッチは人によって色々な場所にあるため、

あくまでも、参考として聞いて頂きたい。

 

筆者はやる気は感情が動く時に生じる熱量と考えている。

 

例えば、ダンスでいえば人のダンス動画を見たとき、

チュートリアル動画を見て試してみたくなった時、

新しい音楽を聴いて、踊ってみたくなった時。

 

自分とは違う場所にいる何かに、気持ちを引っ張られたときに、

生まれるエネルギーが「着火点」となる。

 

ただし、あくまで着火点が出来るだけなので、

そこから火種に火を移して、風を送って火を熾すことは必要だ。

そのため、外練に行く前に、ダンス動画を見るのは有用だが、

そこからYoutubeで他の動画を見ると火は消えやすいので注意。

 

3、まとめ

話が取っ散らかったのでまとめておきたい。

 

 ・人のやる気は興味と繋がっている

 ・興味のあるものはアンテナ、手を伸ばすほど見つかる

 ・興味は「好き」という感情にも繋がる。大切にして欲しい

 

大体こんなところだ。いかがだろう。

 

このブログが貴方にとっての新しい興味に繋がれば嬉しいし、

ここをきっかけに知らない世界が見つかれば幸甚だ。

世界は貴方の見えない範囲にも無限に広がっている。

少しずつ、歩を進めて、世界を広げていってほしい。

 

2019.8.21 Hachi