月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

Tips.1 「仲良くなると距離が近くなるの違い」

たまには端話を。

 

皆さんは、タイトルの二つの表現の違いはどう感じるだろうか。

パッと見、同じなのではと思う方もいるだろう。

ちょっとしたニュアンスの違いなのだが、少し話をしたい。

 

・人との距離感と深さについて

筆者もそうだが、最近はネットから生まれる知り合いが増え、

それが特段おかしなことでは無くなってきた。

 

特にSNSを通じて出来た友人は、

共通した趣味を持っていたり、価値観が似ていたり、

下手なリアルの友人よりも仲良くなることだって多いだろう。

これは観察していて面白い現象だと感じている。

 

人付き合いに於いて、筆者がよく考えるのは、

人との距離」に加えて「その深さ」だ。少し補足したい。

 

・人付き合いにおける距離感

「パーソナルスペース」という言葉がある。

物理的なもの、精神的なものどちらについても共通なのだが、

他人に近づかれると不快に感じる空間の事だ。

 

一般的に、親密になればなるほどこの空間は狭まっていくのだが、

精神的なパーソナルスペースとなると、目には見えないため、

この距離感については、人の価値観が顕著に表れる。

 

もちろん、人の気持ち自体は表面に現れる感情や、

感情から派生する行動から読み取る以外にないのだが、

人付き合いが上手い人は、例外なくその読みの精度が高い

 

言い換えれば、「今この人は大体こう感じているだろう」という、

人の思考のトレースが上手いのだ。実際凄いと思う。

 

コミュ障を仮に定義するならば、

思考の行き先が、基本相手ではなく自分に向いたまま話す人」だろう。

言ってしまえば、相手と会話しているのではなく、

言いたいことを伝えるだけ」になりがちな傾向がある。

 

もちろん、言いたいことを伝えることは大事だが、

相手にボールを投げた段階で、相手からのフィードバックが必ずある。

ちゃんと受け取っているか、取れずに逸らしてないか、というように。

そのフィードバックをしっかりと捉えて、

取れていなければ、一緒にボールを取りに行ってあげる、

上手くキャッチングしているなら、変化球を投げてみるなど、

そこから発生するのが、コミュニケーションと言えるだろう。

 

だからこそ、ボールを投げて、自分の投げた球にいっぱいいっぱいで、

相手まで見えていない状態では、どんどん相手の距離感は遠くなっていく。

遠投でキャッチボール出来る人というのは、ある意味強肩に違いない。

 

つまるところ、仲良くなるとはしっかりとボールを投げ合える関係であり、

どんなボールを投げてくるかわかる」「それを受け止められる」が前提条件となる。

 

たまに、遠い所から剛速球でボールを投げて、捕れないと怒る人もいる。

本当に人と人との距離感とは、人それぞれなのだなぁと感じる次第である。

 

・仲良くなった先にある「人付き合いの深度」

さて、言葉を重ねて行くことで仲良くなっていくわけだが、

近づいていくにつれ、人のスペースには深さがあることに気付く。

 

普段表には出てこない、部屋の中の宝石箱のような場所だ。

ただ近くにいるだけでは見つからない、隠し部屋とも言える。

 

それは、人間関係の悩みであったり、

仕事の悩みであったり、恋愛の話であったりするが、

とにかく、気軽には人に話しにくいようなこと、

それを胸襟を開いて話が出来る人は本当に貴重と言える。

 

筆者はネットから出来た友人もいるが、

深くまで付き合えている知己はさすがに限られる。

 

共通の趣味などがあれば、あとは価値観が合えば仲良くなることは多い。

そこから、時間と機会の積み重ねによる信用、信頼が生まれ

自然と距離は近づいていく。人付き合いはそういうものだと考えている。

 

・終わりに

ここまで書いてはいるが「仲良し」でも「距離が近くても」、

筆者はどちらでもプラスに捉えている。

 

仲良いことは、ストレスも少なく楽しい時間を過ごせるだろうし、

距離が近ければ、信頼を基盤に暖かい時間を過ごせるだろう。

 

距離感は誰もがみんな、上手くやれるというものではない。

そして、一時上手くいっても常日頃からお互いの距離は変わっているし、

気付けば、程よい距離だったものがむず痒くなることもあるだろう。

 

いつだって、相手に投げかける勇気と行動力を持って、

相手をしっかりと見て、返ってきたボールをちゃんとキャッチする。

シンプルではあるが、人との距離を縮めるためには、

単純な事の繰り返しがいつだって、一番効き目があるのだろう。

 

2020.1.7 Hachi