月200時間残業の社畜が辿り着いたのは、シャッフルダンス漬けの日々でした。

社畜だって楽しい人生を送りたい。200時間残業→10時間残業で収入10倍になって、趣味や生きがいに生きるハイブリッド社畜のブログ。シャッフルダンスの話がメイン。たまにアイドルなどの話もします。Youtubeでダンス動画等も公開しています。

Tips.3「不快なもの全てをブロックすれば幸せになれるか?」

 

このブログはあくまでダンスブログなので、

こうした端話はTipsとして取り扱っていく。

頭の端っこにでも引っかかればいいな、くらいの感覚で書いているので、

子どもの頃投げて遊んでいた、ひっつき虫程度の感覚で読んで欲しい。

こっちの方が書きやすいのは内緒。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

記事の下にあるスターをクリックしてくれると助かる。

過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

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それで表題の件だが、いかがだろうか。

少し考えてみて欲しい。

 

・自由度が上がった多様性について

「多様性」という言葉は、近年になってよく聞くようになった。

要は「世界には色々な人がいるのだから、みんなで尊重し合っていきましょう」という事だ。

 

この考え方自体には筆者も賛同はする。確かにいろんな人がいる。

だが、「多様性を受け入れる」ことは「その在り方を認める」ことで、

あくまで「そういう人もいるよね」という考え方だ。

 

つまり、「全ての人と仲良くやりましょう」ではなく、

「その存在を認めない」という反発をしない、ということだ。

 

例えるなら、男性蔑視、女性蔑視のようなものから、

ヴィーガンのような肉食蔑視などもそうだが、

「自分が信じるもの」があり、「それ以外」を下に見るような考え方は、

「多様性を受け入れる」以前の話なのはご理解いただけると思う。

 

念の為、予防線は貼っておくが、そういった方々については、

筆者は個人的には「そういう人もいるよね」としか思っていない。

 

・コミュニティの在り方の変化と考え方の変遷

SNSが人々を繋ぐようになった今日。

リアルの関係性が完全に希薄になったとまでは言わないが、

ネットとリアルの重要性(優先度などの考え方)には多少変化はあるだろう。

 

「パーソナルスペース2.0」とでも言うのだろうか、

以前は、職場や地域コミュニティなどのような人の集まりに於いて、

業務上はまぁさておき、プライベートにも踏み込んだ関係が、

ある程度までは求められる時代があった。今でもあるところはある。

 

平たく言えば、「円滑な付き合いのためのある程度の犠牲」だ。

もちろん、リアルの付き合いが好きな人はいるだろうし、

そういう方にとってはこの言い方は正しくない。

あくまで筆者がそうした立場で話しているだけだ。ご容赦いただきたい。

 

実際問題、仕事を行う上でコミュニケーションは必須だ。

1人で完結しないことの方が多いため、依頼し、依頼され、

それを相談しながら、終われば報告して完了となる。

その際に、ある程度の友好的な関係は必要であるし、

サビつきが生じれば、歯車全体の動きに支障がでる。

 

ただ、ここで言いたいのは、

そうした友好的な関係を築くために、必ずしもパーソナルスペースに、

全員を招き入れる必要性が無くなっているということだ。

個人的には、そもそもその必要性は感じないわけだが。

 

胸襟を開いて話しましょう。という建前で飲み会がある会社もあるだろう。

そして、若手は嫌がる人が多いというのが筆者の個人的な見解だ。

「酒を飲んだところで、会社の人と仕事の話以外にすることはある?」

というのが、大体の人の意見だ。さもありなん。

 

というのも、昔と今ではコミュニティの在り方が異なる。

情報社会が広まってからというもの、会社以外のコミュニティに属する機会が増えた。

身近な人として、会社の人以外の存在が増えたと考えて良いだろう。

 

それは、学生であっても同じことが言える。

良い意味でも悪い意味でも「檻の中以外の世界」が見えるようになった。

この事自体は、きっと良いことだと筆者は信じている。

 

・見える世界が広がるということ

さて、コミュニティの在り方が変わり、

貴方が接する世界は昔に比べると格段と広くなった。

 

それはつまり、様々なものや人と出会う機会が増えたと言える。

良いことだってたくさんあるが、困ったことも同じように生じている。

言葉は選ぶが「個人が望んでいないものとの出会い」だ。

偶然の幸運な出会いをセレンディピティと呼ぶが、その逆と言える。

 

分かりやすいのでTwitterを例に挙げよう。

Twitterをある種の都市のようなものと考えて欲しい。

ビルが立ち並び、中には一軒家なども広がっている。

フォロワーが多い人はどんどん高いビルになっていく。イメージは湧くだろうか。

 

ビルが高くなるほど、人の目に触れる機会は増え、

色々な人に見つけられる機会がどんどん増えていく。

そして、悲しいことにビルが高ければ高いほど、

やっかみや心無い意見も比例して増加するのもわかるだろう。

 

ここで再度、タイトルに戻るのだが、

そうした「本人にとってどうでも良い意見」を、

「全てシャットアウトすることで幸せになれるか」という問いだ。

 

・全ての悪いことから目を、耳を塞ぐこと

ここからはあくまで筆者の個人的な意見となる。

この問いについては「別にいいんじゃない?」が回答だ。

 

念の為、補足と先回りして擁護はしておきたい。

こういう話をすると「嫌なことから逃げると成長しない」という批判が来るが、

それは当たり前だ。今ここでしているのはそういう事ではない。

 

例えば、仕事や人との関係など「やらなくてはならない責任や義務」は、

こなさなくてはならないことのは当然だ。

 

大抵の場合、「やる必要はあるが嫌、または面倒くさいこと」が、

その人にとって有用であることは多分にしてある。

 

今回言っているのは、「避けても問題のない、しょうもない障害」のことで、

偶発的な問題、要は「流れ弾」と言っても良いような問題を指している。

急なクソリプとか、要はそういったものだ。

 

そうした内容については、筆者は基本全スルーを推奨したい。

人生は短いのでしょうもない事に時間を費やすのは無駄としか言えないだろう。

 

それならば、「仲の良い人の良いとこを探して伝えてあげる」とか、

「自分のやりたいことに時間を使ってみる」とか、

プラスになるようなことに励んで欲しい。

 

・区分けについてはしっかりと

念押しになるが、前段で話した「区分け」を間違えないで欲しい。

「やるべき事」に文句を言い続けているうちは停滞しかしない。

やることをやり、それでも飛んでくる心無い意見は避けるべきだろう。

 

もちろん、そんな流れ弾が飛んでくれば、

嫌な気分になることは当然だし、心がざわつくこともあるだろう。

それでも、「そういう人もいる」と一旦受け止めることが必要だし、

受け止めてもなかなか消化出来ないことだって、ままあることだ。

 

それであっても、流れ弾に打ち返すことはナンセンスだし、

無駄な労力である事が多い。喧嘩したいなら止めはしないが。

 

心を平らかに保ちたいのであれば、自分の土台を揺さぶってくる人からは、

まずは一回引いて、木の陰からこっそりと覗くことを推奨したい。

怖いもの見たさで覗いて、周りの評判も色々聞いて、

石橋をボッコボコにぶっ叩いた上で大丈夫そうなら、

決死の覚悟で触りに行くことはありだろう。

 

ただし、用法容量を守って、あくまで自己責任でお願いします。

 

2020.1.14 Hachi

Tips.2「自分に自信を与えるための自己表現」

今回は「自分と自己表現」について。

自分について考えたことはあるだろうか。


若いうちの方が良く内面に向かうのだが、

面の皮が厚くなっていくと、自分でも内面が見づらくなるのかもしれない。


・「自己表現」を考える

私たちは「自分」を抱えて普段を過ごしている。

そして、大抵の場合「人との比較」を通して、

「自分」を発見していくことが多いようだ。


それはダンスだろうと、学業だろうと、日々の生活でも変わりはない。

3人いれば、上中下の3段階の評価で。

100人いれば、ある程度の平均値が。


そうして、自分を中心に相手をポジショニングして、

「自分の位置」を決めていく。それが足掛かりとなって、

「自分」を見つけていくのだろう。


また、人によってどういったものを比較対象にするかは異なってくる。


自分より上を見る人、

下を見る人、

横を見る人。


いずれにしても、その距離感から「自分」を発見していく。


ただし、普段からそういった「自分」を探す行為はよく行われるが、

その見つかった「自分」を表現している人は、

思ったより少ないのではと感じている。


少しだけ、自己表現というものについて考えていきたい。

きっと、もっと自分を好きになるヒントになると思う。


・「自己表現」とはどういったものか

この言葉から、どういったイメージが浮かぶだろうか。

「わたしを表す」というと、創作ダンスのようなイメージかもしれない。

筆者としても、割とそんなイメージだ。


結局のところ、「自身から生まれる全てのもの」を指すのであって、

それが何らかの形で外に出てくれば、それは全て自己表現と言える。


普段の会話の言葉の遣い方や、話すときの表情もそうだろうし、

ダンスで言えば、身体の動かし方一つとってもそうなのだ。


全ては「自分の考えで選んで、発した」行為であり、

それら全てが貴方を表現しているし、他人は発したものから貴方を判断する。

ここで大切になってくるのは、自分で選ぶ、または判断した行為」が、

貴方を作り出しているということだ。そこに自覚は問わない。


粗野な言葉遣いを使えば、粗野な人であるという認識を。

時間に遅れる人は、そういう人であるという認識を。

何かが上手ければ、何かに打ち込める人であるという判断を。


発した「結果」は、そこに至るまでの「経緯」を内包している。

そして、人はその「結果」を見ながら判断を下している。


「自分」が人との距離感から生まれる以上、

自分の行ったことは全て、自分に返ってくると考えると良いだろう。

そして、その「自分」から発される全ての事を「自己表現」と呼ぶ。

ただし、その表現の取り扱いについても考えておきたい。


・自分と相手に優しく生きるために

自己表現を行うことは、とても大事なことだ。

表現とは、自分が普段考えていることを外に出すことであり、


それはある種、水槽の水を入れ替える行為に等しい。

精神だって知識だって、新陳代謝が行われ、健常な状態となる。

ずっとため込んでいくと澱んでいくことは、何となくわかると思う。


表現といっても難しく考える必要はなく、その方法は何だって良い。

文章に落としても、ダンスで表現してみても、

イラストを描いてみても、何か造形をしてみても何でもありだ。


ただし、自分で完結しないもの、相手を必要とする場合の表現については、

一つ気を付けておきたいこととして、

「自己表現をどこまで配慮して行うか」を考えておきたい。

そこで登場するのが「アサーション(Assertion)」という単語だ。


これはAssert(強く断言する、言い張る、主張する)という意味の言葉で、

自己主張のバランスを指す用語として用いられることが多い。

日本特有とされる「空気を読む」とは反対の言葉だ。


これには大きく分けて3つのパターンがある。

貴方はどのタイプだろうか。


・ノンアサーティブ

相手を第1に置き、自分の表現を控える。

・アサーティブ

自分を第1に置きつつも、相手の表現も受け入れる

・アグレッシブ

相手を気にせず、自分の表現を第1に優先する


特に、これは普段のやり取りでよく考えるべき話だろう。


自分の考えを相手に押し付けていないか?

逆に、自分の考えを押し殺しすぎてはいないか?


ここで重要なのは「まず自分の意見を認識すること」であり、

そこから「相手の意見を聞き入れる」までの段階だ。

簡単なようでいて難しいこの行動、どれだけ出来ているだろうか。


・「自分」を捉え直す

様々なものとの対照比較により、「自分」が生まれ、

そこから選び抜いて、外に出てきた表現で「人から見た自分」も決まる。


その入り口となるのはやはり「表現」なのだ。


そして、筆者もそうだが日本人は自己表現が苦手なようだ。

「出る杭は打たれる」というように、

少しでも表現をして目立つと、引きずりおろそうとする、

「負の同調圧力」がどこからかやってくる。とてもどうでもいいが。


実際のところ、あくまで自己表現は、

「自身が考え、判断したこと」なのだから、

人がそこに何を言おうと「それはそれ」である。

確実にそんなことを言ってくる時点で「アグレッシブ」な人だ。

正直、筆者はそういう人に近づこうと思わないし、とりあえず引く。


そういう判断も、まずは「自分」を確立することで、

いくらでも自由に行えるようになる。

ベースとなる「自分」のレベルを上げるということは、

こういう所でも、生きやすくするために必要になる。


・様々な所から経験値を得ることの大切さ

そういう理由から、多くの考え方に接する機会を作ることはとても有意義で、

読書などを通じた学習は、その代わりを果たしてくれる。


もちろん、多くの人に出逢って学んだ人も多くの経験値を得ている。

学びは本来楽しいものだ。

だって、レベルが上がれば上がるほどステータスが上がって楽になるし、

新しいスキルだって手に入る。装備できる範囲だって広がるかもしれない。


幸いなことに、今はYouTubeNetflixなどの動画配信サービスや、

電子書籍など、多くの考え方に触れられる機会が揃っている。

色々なところで、多くの考え方に出逢って多くのものを盗んで欲しい。

素直に受け止めて、素直に表現をしていけば、必ず前に進めるはずだ。


2020.1.11 Hachi

Tips.1 「仲良くなると距離が近くなるの違い」

たまには端話を。

 

皆さんは、タイトルの二つの表現の違いはどう感じるだろうか。

パッと見、同じなのではと思う方もいるだろう。

ちょっとしたニュアンスの違いなのだが、少し話をしたい。

 

・人との距離感と深さについて

筆者もそうだが、最近はネットから生まれる知り合いが増え、

それが特段おかしなことでは無くなってきた。

 

特にSNSを通じて出来た友人は、

共通した趣味を持っていたり、価値観が似ていたり、

下手なリアルの友人よりも仲良くなることだって多いだろう。

これは観察していて面白い現象だと感じている。

 

人付き合いに於いて、筆者がよく考えるのは、

人との距離」に加えて「その深さ」だ。少し補足したい。

 

・人付き合いにおける距離感

「パーソナルスペース」という言葉がある。

物理的なもの、精神的なものどちらについても共通なのだが、

他人に近づかれると不快に感じる空間の事だ。

 

一般的に、親密になればなるほどこの空間は狭まっていくのだが、

精神的なパーソナルスペースとなると、目には見えないため、

この距離感については、人の価値観が顕著に表れる。

 

もちろん、人の気持ち自体は表面に現れる感情や、

感情から派生する行動から読み取る以外にないのだが、

人付き合いが上手い人は、例外なくその読みの精度が高い

 

言い換えれば、「今この人は大体こう感じているだろう」という、

人の思考のトレースが上手いのだ。実際凄いと思う。

 

コミュ障を仮に定義するならば、

思考の行き先が、基本相手ではなく自分に向いたまま話す人」だろう。

言ってしまえば、相手と会話しているのではなく、

言いたいことを伝えるだけ」になりがちな傾向がある。

 

もちろん、言いたいことを伝えることは大事だが、

相手にボールを投げた段階で、相手からのフィードバックが必ずある。

ちゃんと受け取っているか、取れずに逸らしてないか、というように。

そのフィードバックをしっかりと捉えて、

取れていなければ、一緒にボールを取りに行ってあげる、

上手くキャッチングしているなら、変化球を投げてみるなど、

そこから発生するのが、コミュニケーションと言えるだろう。

 

だからこそ、ボールを投げて、自分の投げた球にいっぱいいっぱいで、

相手まで見えていない状態では、どんどん相手の距離感は遠くなっていく。

遠投でキャッチボール出来る人というのは、ある意味強肩に違いない。

 

つまるところ、仲良くなるとはしっかりとボールを投げ合える関係であり、

どんなボールを投げてくるかわかる」「それを受け止められる」が前提条件となる。

 

たまに、遠い所から剛速球でボールを投げて、捕れないと怒る人もいる。

本当に人と人との距離感とは、人それぞれなのだなぁと感じる次第である。

 

・仲良くなった先にある「人付き合いの深度」

さて、言葉を重ねて行くことで仲良くなっていくわけだが、

近づいていくにつれ、人のスペースには深さがあることに気付く。

 

普段表には出てこない、部屋の中の宝石箱のような場所だ。

ただ近くにいるだけでは見つからない、隠し部屋とも言える。

 

それは、人間関係の悩みであったり、

仕事の悩みであったり、恋愛の話であったりするが、

とにかく、気軽には人に話しにくいようなこと、

それを胸襟を開いて話が出来る人は本当に貴重と言える。

 

筆者はネットから出来た友人もいるが、

深くまで付き合えている知己はさすがに限られる。

 

共通の趣味などがあれば、あとは価値観が合えば仲良くなることは多い。

そこから、時間と機会の積み重ねによる信用、信頼が生まれ

自然と距離は近づいていく。人付き合いはそういうものだと考えている。

 

・終わりに

ここまで書いてはいるが「仲良し」でも「距離が近くても」、

筆者はどちらでもプラスに捉えている。

 

仲良いことは、ストレスも少なく楽しい時間を過ごせるだろうし、

距離が近ければ、信頼を基盤に暖かい時間を過ごせるだろう。

 

距離感は誰もがみんな、上手くやれるというものではない。

そして、一時上手くいっても常日頃からお互いの距離は変わっているし、

気付けば、程よい距離だったものがむず痒くなることもあるだろう。

 

いつだって、相手に投げかける勇気と行動力を持って、

相手をしっかりと見て、返ってきたボールをちゃんとキャッチする。

シンプルではあるが、人との距離を縮めるためには、

単純な事の繰り返しがいつだって、一番効き目があるのだろう。

 

2020.1.7 Hachi

page.53「Neoswingをこれから始める人のための練習法とQ&A」

今回は「Neoswingの練習方法」についてだ。

 

Neoswingについて学び、練習を進めてきたこの半年。

知識として得たこと、わかった事、これからの課題など、

自身の備忘録として書いていくわけだが、

これから始める人にとっても、有用な内容だと思う。

是非、お付き合いいただきたい。

 

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以下、目次だ。

 

1、知らないジャンルを手探りで進めるためにやったこと

・手探り状態から始まったNeoswing

このブログを読んでくれている方は分かると思うが、

筆者は今年の3月くらいにNeoswingと出会い、

一気に傾倒して学習、練習を進めてきた。

 

詳しい練習方法などは前回のエントリー、

page.52「正しく頑張るために必要なこと」を参照頂きたい。

oblectamentum-ingenium.hatenablog.com

 

・参考にしたもの

個人的にNeoswingを練習するにあたり、

参考にしたものを下記にまとめておく。

理論的には、同じものを見て同じように練習すれば、

筆者程度までにはNeoswingが出来るようになるはずだ。多分。

 

①JustSomeMotion Tutotial

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これはどうしても外せないだろう。

Neoswingの創始者Sven ottenのYoutube Channelであり、

ここに全てが詰まっていると言っても過言ではない。必見。

 

〇Neoswingのベースの動作(≠基本動作)を学べる

〇見るだけでNeoswingのカッコよさがわかる

△ポイントやラウンド、クラブステップの基礎動作は出来ることが前提

△ヘアトニック、アーチャーなど説明されていないムーブも出てくる

 →まずは、Ottenのベースムーブを学び、

  リズム通りに使えるようになることがNeoswingの第一歩目。

  順番があるわけではないが、RunningMan、Crosswalk、Phase-shifting、

  V-shiftingなどのステップ系を覚えると、お手軽に楽しみやすい。

 

②JustSomeMotion DanceMovie

一通りの動作を覚えて理解出来たら、

実際にOttenが踊っている動画を見てみると理解が進む。

そして「このムーブTutotialに出てないじゃん感」を味わってほしい。

その行間をどう埋めていくかで、それぞれのNeoswingに変わっていく。

 

〇Electroswingに合わせてNeoswingをすることを直感で理解できる

〇ムーブとムーブの繋ぎを理解できる

△早いのと、複雑で理解が追いつかないムーブも多い

 →究極的な事を言ってしまえば、これを完コピ出来れば、

  それだけでNeoswingはマスターできる。理論的には。

  お手本としては本当にオススメなので、とにかく穴が開くまで見て、

  何度も繰り返しながら、練習をするのはとても有益。

 

③TakeSomeCrime DanceMovie

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ここからは少し本筋のNeoswingからは外れるかもしれない。

ForscytheのダンスはTecKtoniKから派生し、Poppinなどを含み、

多種に渡るムーブを含んだ、Freestyleに近いダンスだ。

 

しかし、個人的にはNeoswingの元になった人物であり、

数多くのDanceMovieを投稿している。ムーブのヒントとしては、

宝の山と個人的には思っているし、何より彼のダンスが好きだ。

 

〇多種多様なムーブを組み合わせた、魅力的なダンス

△純粋に純正のNeoswingかと言われると人によっては違うと感じるかも

 

④PerfectSwingDance DanceMovie

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実は筆者がこっそりとだが、一番好きなダンサーだったりする。

OttenとForscytheを足して1.6くらいで割った感じの、

本当にそれぞれの良い所を抽出したようなNeoswingを踊る。

 

〇あくまでOtten準拠のNeoswingに+αして仕上げたNeoswing

△VogueやTecKtoniKといった、ムーブが早すぎて動画だけでは分かりづらい

△動画の数が少ない。もっと欲しい

 

⑤DragonFist

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フィリピンにてNeoswingを踊っているダンサー。

方向的には、TakeSomeCrime、PerfectSwingDanceに近く、

TecKtoniKのような、綺麗な腕のムーブが特徴。

そこにPoppinのウェーブなども加わり、味のあるNeoswingを踊る。

 

〇上半身のムーブが綺麗なため参考にしやすい

〇ゆっくり目の曲も多く踊っており、参考になる

 

もちろん、他にもVicoNeoやSmilinなど素敵なNeoswingを踊る方は多い。

今回は筆者が個人的に参考にしているNeoswingを挙げているだけなので、

色々なNeoswingを参考にして、彼らのムーブを取り入れて欲しい。

 

2、Neoswingを踊るために押さえておきたいこと

・本当は教えたくないヒント集

割とガチな話だ。一からずっと手探りで進めて、

ようやく理論的に固まってきたものなので、

出来ればまだ胸のうちに秘めておきたくはある。

 

しかし、JapanNeoswingが盛り上がっていくために情報共有は必須だ。

どんどん多くの情報を集めて、新しいNeoswingに繋がっていってほしい。

 

初心者にも有用な基本的なことから、

少し壁に当たりだした筆者のような人にも使える内容と思う。

練習会でよく聞かれることなどを分かりやすいようにQ&A形式で書いていく。

 

(基本編)

Q1、全くの初心者だけどNeoswingを始めたい。何から手を付ければ?

A、RM、Crosswalk、Phase-shifting、V-shiftingなどのステップ関係がベター。

 

 理由としては、

  ・まずはリズムに乗るという意識を覚えることが大事

  ・RMやCrosswalk、CrubStepだけで踊るのも〇

  ・上半身のムーブはそれからでも遅くない

 

筆者もまともにダンスをやった事が無かったが、

音ゲーをやっていたので、拍、リズムの知識は実感としてあった。

ダンスをやったことが無く、拍の理解が出来ていない場合は、

まず「4つ打ちに合わせて身体を揺らす」などから始めてみると良いかも。

 

Q2、ムーブからムーブへの繋ぎが難しい

A、ステップに関して言えば、RMもCrosswalkもPhase-shiftingも、

2カウント(①片足を上げる→②下ろす)で構成されている。

 

もちろん、厳密に言えば形は少しずつ異なるわけだが、

①片足を上げる動作は共通しているため、②の足を下ろした後に、

次のムーブの形で①片足を上げてしまえば、勝手に繋がっていく。

RMからCrosswalk、CrosswalkからPhase-shiftingのように色々試してほしい。

 

Q3、上半身のムーブは何から覚えれば?

A、基本は腕を真っすぐ伸ばすポイント、腕を回すラウンドの二つ。

 

筆者がそれ以外に使っているムーブとしては、

TecKtoniKのヘアスプレー、ヘアトニック、バタフライ

Muzzのアーチャー、ウィンドウォッシャー

Tuttの基本ムーブ(指で正方形を作るもの・名称不明)

Lockkinのマッスルマン、トゥエル、ペーシング

 

などだが、正直名称がわからないムーブも多いため、

気に入ったムーブを取り入れて作っていくのも楽しさの一つと思っている。

 

(応用編)

Q4、上半身のリズムが合わない、リズムがズレる

A、カウントを意識しながら、上半身と下半身のムーブを合わせる。

 

例えば、CrubStepのダウン(閉じるときでも開く時でも良い)に合わせて、

腕を伸ばし切ってポイントをするというように、リンクさせると分かりやすい。

逆にラウンドがどうしてもカウントが取りづらいと思うが、

筆者は腕を回し始めるところでカウントを取ったり、

カウントを取る場所を固定することでズレないよう気を付けている。

 

Q5、どうしてもNeoswingらしい動きにならない

A、アップ、ダウンの取り方、各部位のアイソレーション

一つ一つのムーブがしっかりと完了してから次に繋いでいるかどうか、

緩急の付け方など、本当に様々なポイントがあるのだが、

ここについてはその人のNeoswingの色に関わってくるところなので、

細かく言うことはなかなか難しい。

 

個人的に筆者が思う所だけで話すのであれば、

 ・カウントをしっかりと考え、アップ、ダウンのメリハリを付ける

 ・身体でリズムを刻む、顔の向きもしっかりと意識をする

 ・ゆっくりなようで、実は動きは早く、キレが重要

 

他にもたくさんポイントがあるのだが、現状まとまっているのはここまで。

むしろ、皆さんのポイントも教えて欲しいレベル。Wiki作ろうか。

 

Q6、ポイント、ラウンドのコツ

A、筆者もまだまだ練習中なので多くは話せないけど、大体下記の通り。

 

ポイントはLockkinなどと同じで、しっかりと腕を伸ばす事、

真横に伸ばす場合は、「肩のラインと水平」だと綺麗に見える。

上に伸ばすときはシルエットを意識したい。録画して矯正していこう。

ラウンドについては、回転をする際に通る点を意識すると〇。

最初は上下左右の4箇所を意識し、しっかりその4点を通って円になる感じだ。

 

Q7、Neoswingって何ですか?

A、私が一番知りたい。

 

3、まとめ

・練習をした分だけ必ず返ってくる

Neoswingをやり始めたとき、3か月くらい経った時、

そして今なのだが、それぞれの動きは全くと言っていいほど違う。

 

出来る動作が、気を付ける箇所が、意識の向け方が、

どんどんスキルツリーが広がっていくのが実感としてわかる。

 

これはダンスをしている方みんな感じると思うが、

やはりしっかりと取り組めば、取り組んだだけ得るものがあり、

表現できる幅も同じように広がっていく。

 

まだまだ日本でNeoswingを踊っている人口は実感として少ない。

もちろんSNS上、YouTube上での実感なのでまだいるかもしれないが、

これからもっと賑わっていく界隈なのは間違いない。だって楽しいもん。

 

その中で、出来るのであれば、

日本のNeoswingのトップランナーとして走れるように、

今はまだ下積みでしかないけれど、少しずつでも積み重ねていきたい。

 

これは、そのための備忘録。

また半年後はどう変わってるんだろうなと、

密かにだけど、自分が一番楽しみにしている。

 

2019.11.24 Hachi

page.52「正しく努力して、正しく頑張るために必要なこと」

今回は少しだけ教育論に近い。

ちゃんと上達するための頑張り方」の話だ。

 

以下、目次だ。

 

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1、努力をすればステータスが伸びるという幻想

・「頑張れば届く」という幻想について

能力の成長について話をしたい。

技術の成熟でも同じことが言えるのだが、

歩き続ければ、いつかは目的地に辿り着く」という論調がある。

 

ある意味では確かに正しく、歩き続けなければ辿り着かない。

ただ、「目的地への道が平坦で、歩き続けられるなら」という前提に限る。

 

というのも、基本的には技術に関する道は平坦ではなく、

時には切り立った崖のように垂直な壁を上る必要もあり、

「歩く」だけでなく、「登る」「飛ぶ」「走る」など、

単純に続けるだけで辿り着ける範囲は限られてくるからだ。

 

つまり、目的地に辿り着くためには「正しい努力の方法」を知り、

それを続けることが必要になる。

 

・頑張るために必要な基礎

技術の習得については、いくつかの段階に分けられる。

ここではダンスを基準に考えていただきたい。

 

1、基礎知識を知識として覚える段階

例えば、ランニングマンやTステップで考えると分かりやすいが、

ダンスラッシュのレッスンでステップそのものは知ることが出来る。

他にも、YoutubeのTutorialを見たりで知識を覚える段階。

他にもきっかけは沢山あるが、

もちろん、見ただけで習得できるわけではないので、

そこから「2、技術の習得段階」に入る。

 

2、技術を習得する段階

学んだ知識を、自分の身体で再現する段階。

「見た」ものを少しずつ、身体感覚に落とし込んでいく。

この見たものと、実際に自分の身体で再現する能力の高さは、

身体のコントロール技術と自分の身体の客観視能力に関わってくるが、

少しずつでも続ければそれは伸びていく。

 

3、基礎を複合的に組み合わせる段階

一つ一つ学んだ動作を組み合わせる段階。

ランニングマンからTステップ、チャールストンからVフロントなど、

スムースに繋げるように練習を行うわけだが、

この段階では、いくつかの基礎動作を習得していることが必要となる。

 

1、2の段階で上手い人の動画を見て、

3にいきなりアプローチをする人がいるのだが、

もちろんのこと、なかなか上手くいかない。

これは一つの「頑張ることが下手」な人の特徴と言える。

 

高めの目標を持ちすぎて、モチベーションが保てなくなるのは、

イラストなど、別の技術の世界でも割とあるあるな話だ、

「頑張るため」には「正しく行う努力」が必要なのだ。

 

2、正しい努力をするために

・考える力をつける

これは教師をしていた頃から考えていたことだが、

人によって考える力は千差万別と言える。

少し、ダンスに必要な考える力について掘り下げてみたい。

 

身体のコントロールが上手い人がやっていることは、

自分の頭の中で、動作をトレースする」こと。

言ってみれば、頭の中で自分の身体を動かしてみることと想像する。

 

イメージする力、結局のところは想像力だ。

例えば、ムーンウォークを分解して考えてみよう。

文字では少し説明が煩雑になるが、それこそイメージして欲しい。

 

1、片足を後ろへスライドし、つま先に体重を移動させる

2、そのつま先を軸にして、逆足をスライドさせる

3、交互に繰り返す

 

これの肝は「体重の乗った足を軸にして、浮いた足をスライドさせる」ことだ。

これを理解できれば、サイドウォークやエアウォークへの派生も可能となる。

 

こうして、動作を分解して考える方法を覚えることは大切であり、

これは考える力にもいくつかある中の、抽象化と呼ばれる思考法だ。

 

・抽象化について

抽象とは「具体」の反語となる言葉だ。

具体的という言葉の反対なので、物事から具体性を取り払っていく方法で、

説明が難しいが、物事の捉え方を1段階上に上げるイメージだ。

 

例えば、りんごという単語を抽象化するならば、

「赤くて、甘みのある果物」というように要素に因数分解する。

このように抽象化をして、分解していくと他のイメージへの展開が可能となる。

 

では、少しだけダンスにも適用して考えてみよう。

Neoswingにも出てくるポイントというムーブ。

筆者の場合は、Lockinのポイントから拾ってきているが、

ポイントを抽象化してみるとどうなるだろうか。少し考えてみて欲しい。

 

一例ではあるが、筆者の考え方からすると、

肘を軸に腕を畳み、一直線になるように伸ばして指さす」動作となる。

 

だから何だ?となる方は少し考えてみよう。

この考え方がない場合、チュートリアルで出てきたムーブを、

そのままの形で取り入れるだけになる可能性が出てくるが、

抽象化して取り入れることによって、加工が出来るようになる。

 

・斜め上に伸ばすだけでなく、前を指してみたら?

・両腕一緒にまっすぐ伸ばしてみたら?

・畳まずに指さす動作だけやってみたら?

 

というような感じだ。これはアイデアを生み出す発想法にも繋がる。

 

3、まとめ

・正しい努力は「道を自分で考え、決める」ことから生まれる

今回の話は、これに尽きる。

知った事を自分の頭でこねくり回して、自分の答えを出す」ことが、

正しい努力に繋がっていくと考えて、ほぼ間違いではない。

 

少し話を拡げていけば、この能力があると、

決して損はしないことばかりである。

 

自分の頭で考えて決められることにより、自信と責任を。

人の言うことに振り回されなくなり、自己決定力を。

そして何より、「自分で決めたのだから」という覚悟を持てる

自分で自分をコントロールするためには決して欠かせない能力だ。

 

逆に言えば、この能力がない人は正しいことを決めきれず、

「人が言っていたから」「人に言われたから」と、

どうでも良い、あらゆる情報に振り回されやすい。

 

誰かの言うことに従っていけばそれは楽かもしれない。

ただ、楽しいかどうかは別の話だ。

それがダンスの場合、自分のダンスをするのに、

自分の頭で考えた方が楽しいものになるのは間違いないだろう。

 

想像力と抽象化する力。

せっかくの自分の人生、自身のステータスをどんどん伸ばして、

レベルを上げてみてはいかがだろうか。

 

2019.10.28 Hachi

page.51「Neoswingのコンピ動画と世界戦略」

今回は「Neoswingのコンピ動画」についてだ。

本でいう前書きに近いことを書き連ねている。

また、Electroswingを取り巻く界隈の話や、

私が所属しているElectro swing societyにも関連がある。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

記事の下にあるスターをクリックしてくれると助かる。

過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

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以下、目次だ。

 

1、コンピ動画を撮る意味

・コンピ動画とは

ダンス界隈では見かける単語「コンピ動画」。

これは「Compilation(編集)」から取られた名称であり、

基本的には多数のダンス動画をまとめて1本にした動画を指す。

ダンスジャンルにもよるだろうが、

Electroswingとなると、普通の曲割である、

「イントロ、サビ、Aメロ、Bメロ、Cメロ」のような感じが多いので、

曲割をどう振っていくのかを考えるのも楽しみであり悩みの種だ。

 

・コンピ動画の魅力

それはダンスの「Showcase」いわゆる見本市という点だ。

1つの動画に多人数のダンスが詰まっており、

課題曲に対するそれぞれのアプローチを見ることが出来る。

特にNeoswingの場合は、基本ムーブの綺麗さだけでなく、

その人固有の工夫したムーブが見えることも魅力の一つである。

 

この考え方は正しいかはわからないが、

筆者としては、コンピ動画の魅力は「比較対照」にある。

例えば、Rockersのコンピ動画を見ていると発見が多い。

Tstep一つとっても、動作の違いは人によって異なり、

いくつかのパターンに分けることも出来る。

パターン分けが行えることで、少しずつ理解が具体的になる

 

多くのサンプルを見る、ムーブのストックを作ることは、

ダンスを理解する、技術を習得することの第一歩となる。

そういった点で、コンピ動画は初心者脱出に最適な動画と言えるだろう。

2、Neoswingに期待するもの

・Neoswingの道標を作る

Neoswingのコンピ動画と言えば有名なものはこれだ。

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Justsomemotionをはじめ、Takesomeclime、VicoNeo、Neiland、

SMILIN、Whynot、D3urke、eN、TheBlackCatなど、

Neoswingに触れたことがある人なら名前を聞いたことがあるメンバーだ。

多くのNeoswingを踊る人のバイブルと言える動画である。

 

今回、筆者は所属するチーム「Electro swing society」の活動の一環として、

「Lone digger」のコンピ動画を撮る事にした。元Tweetはこちら。https://twitter.com/kori0715/status/1172440320358772736?s=20

https://twitter.com/kori0715/status/1172440320358772736?s=20

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 ※現在募集は終了しております。

 

https://twitter.com/kori0715/status/1172440320358772736?s=20

そして何故、コンピ動画を撮ろうと思ったのかと言えばなのだが、

・ESSの認知拡大として

・JP-Neoswingを知ってもらうため

となる。詳しく話していきたい。

 

・ESSの認知拡大

正直な所、ESSは現状ただの相互扶助コミュニティであり、

かなりニッチなというか、外に広がっている集まりではない。

 

筆者の個人的な判断にはなってしまうわけだが、

Electro swing自体は協会も設立され、広がりを見せつつあるが、

Neoswingに関しては、そこまで動きがないのが事実である。

(あくまで筆者の調べた範囲なので、動きはあるのかもだが)

 

筆者はNeoswingという素晴らしいダンスを広げたい。

その為に、出来ることから一つずつ行動をしている状態だ。

InstagramYoutubeでも動画投稿をしているが、

まだまだ人気も全くないので、影響力が圧倒的に不足している。

出来れば、チャンネル登録等お願い出来ればありがたい限りだ。

 

それもあって、Neoswingをもっと認知してもらうために、

知り合いのNeoswing勢の力を借りて、

Neoswingの認知度を高め、ESSの認知度も上げていきたいと考えている。

最終的には、ESS=Electro swingで踊る方々のコミュニティとなれば、

筆者としてはありがたいと思っている。

 

・JP-Neoswingを知ってもらう

ここについては補足が必要だろう。

そもそものNeoswingは過去のブログにも書いているが、

ベースとなっているのは、あくまでJustsomemotion、

Sven ottenが作り上げたムーブの集合体である。

詳しくは、こちらの記事をご覧頂きたい。

oblectamentum-ingenium.hatenablog.com

 

JP-Neoswing、つまり日本のNeoswingのことだが、

コンピ動画を作ったり、他のNeoswingを見ていると違いが見えて面白い。

個人的な意見として、Neoswingを物凄い乱暴かつ大まかに分けると、

「Justsomemotion」か「Takesomeclime」の二つに分かれると考えている。

 

日本のNeoswingはどちらかというと「Justsomemotion」の、

きっちりと体系化されたムーブで踊っている方が多い。私は好きだ。

筆者は「Takesomeclime」のようにフリームーブ気味だが、

ベースは「Justsomemotion」のムーブを追いかけて取り入れており、

どちらも個性が出てとても面白いと感じている。

 

前述の通り、現在Neoswingを踊っている人というのは、

世界的にも割と限られている。つまり、割とチャンスなのだ。

 

それならば、「日本にもこんなNeoswingを踊る人がいる」という事を、

せっかくならば全世界に向けて発信したい。

それが今回のコンピ動画の第2の目的となる。

 

3、まとめ

こちらも筆者の私見ではあるが、

2019年10月現在、Onnojiさん、水崎うきさんを中心として、

Electroswingの波が少しずつ来ているように感じている。

 

Electro swing Partyも少しずつ大きくなり、

今後は海外で行われている「Wickham Festival」のような、

大型のフェスにElectro swingのグループが登場するようになるかもしれない。

(2018に行われたフェスではElectro swing Circusが参加している)

 

そういった未来に、少しでも私は参加したい。

その為に、出来ることを少しでもやっていきたい。

その一環として今回のコンピ動画が計画されている。

 

せっかくだし、日本でもみんなでもっとノリノリしてみたい。

全力でこの波を広げていきたいと、筆者も動き続けている。

出来れば、皆さんも力を貸して欲しい。

ということなので、Lone diggerのコンピ動画をよろしくお願いします。

 

2019.10.13 ESS Hachi

page.50「書くこと、考えることで得られる利益」

質問があったので、たまには別の切り口で。

今回は「情報を理解する力とその利点」について。

ダンスにも絡んだ話をしていくので是非ご覧頂きたい。

 

毎度恐縮ではあるが、良いなと思った方は、

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過去の練習動画などもあるので、Youtubeチャンネルもどうぞ。

 

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以下、目次だ。

 

1、貴方が普段触れている情報

・文字に接することで伸びる力

筆者の場合だが、1日約2~5,000字程度を書いて、

小説を1週間で3冊くらいは読む。

角川文庫の普通のサイズで80,000~100,000文字と考えると、

大体、250,000文字程度を1週間で読んでいる。

 

もちろん、他にも雑誌やスマホでブログを読んだりしているので、

多少は増えるだろうが、おおよそ300,000文字程度だろう。

 

これが多いのか少ないのかは微妙な所だが、

読書家、ライターの人からすれば少ないし、

一般の読書に馴染みがない人からすれば多い気はする。

 

それはさておき、「読む」ことで伸びるステータスと、

付くスキルについて考えてみよう。

 

読むことは、要は「インプット」だ。

ダンスで言えば、チュートリアル動画や人の動画などを見ることにあたる。

ここで考えてみて欲しいのだが、

「ただ情報を見るだけ」ではステータスは上がらない。

仕入れた情報を、自分で加工する」必要がある。

 

つまり、「インプットする力」とは情報を、

理解する」「分解する」「自分なりに再構築する」力と言える。

読んだ本、得た知識を人に説明出来るなら、

インプットは出来ていると言ってもいいだろう。

 

・アウトプットを勿体ぶらない

これはこのブログ内でも頻繁に出てくるが、

一番勿体ないのは、何かと理由を付けて「やらない」ことだ。

人のダンス動画を見て、良いなと思ったことをそのままにする。

啓発本を読んで、直さなきゃって思ったことを放置する。

そんな経験はないだろうか。

 

ダンスもブログもどちらも「形に残る自己表現」である。

自分の考えで作ったものを残すことが出来る趣味であり技術だ。

ただ、この「形に残る」ことがネックになることもあり、

自分で作ったものに満足がいかない事だってあるし、

その結果、作ったものを破棄することも多々ある。

 

眼だけ肥えて、下手なままという「眼高手低」という言葉があるが、

YouTubeなどで良いものを選んで得られる今、

とにかく動いて「会得」する必要性は高くなっている。

 

下手なことがわかることは、確実に進んでいる証拠だ。

そこで諦めない限りは、良いものを作り上げられるだろう。

 

2、「情報処理」というスキル

・「情報を処理する」力

「情報処理」というと、数値などを見て読み解く力と思われがちだ。

それだけでは不十分で、五感全てから入ってくる全てのもの、

つまり、今自分が接しているもの全てが「情報」であり、

それを「自分に理解できる形で落とし込む」力と捉えて間違いない。

 

例えば、外に出て「暑い」という感覚を、

「32度程度」「湿度も70%」「例年以上」などというように、

自分が理解できる情報へ加工して捉えなおす。これが情報処理だ。

 

ダンスの場合では、身体感覚を自分の言葉に置き換えられることは、

動作の理解を補填する意味でも、ムーブの習得に役立つことだろう。

 

・「情報」処理の精度を高めるために

また、同じ情報を聞いても人によっては解釈が全く異なることがある。

Twitterではよく見るだろう。クソリプとかその類だ。

 

例えば、1つの情報があったとしよう。

その情報は、自分の中のフィルターを通して一度濾しだされる。

言い換えれば、ふるいに掛けられ、一度細かくされる。

 

情報処理の精度が高い人というのは、

この「ふるいの目が細かい人」を指す。

一つの情報から、細かく分解された情報にして受け取ることが出来る。

精度が低いと、得た情報をそのまま受け取ることとなり、

かみ砕けないまま置いておかなくてはならなくなる。

 

そうなると「消化されない」ままになり、理解として残らない。

そして、理解出来ないものは遠ざけられていく。

 

では、どうやってふるいの精度を高めていくか。

 

・知らないもの、経験したことないものに触れる

・普段読まない雑誌や本を見てみる

・聞いたことのない音楽に触れてみる

 

そして、その時得たことを「自分の言葉に置き換えて」みる。

感覚を言葉に変換することは、「頭の中の言葉」を増やすことに繋がる。

その感覚をまず身に付けていくことが大切だ。

 

あとは、「自分の好きな言葉選びをする人」を見つけて、

少しずつ取り入れていくのも有用。

いつだって、物事の習得は真似事がスタートだ。

 

3、まとめ

情報を加工出来る力は、確実に貴方を助ける。

文章が書ければ、貴方自身の情報を発信できるようになり、

言葉を使うことで、ダンスなどの感覚の理解も速くなる。

 

ステータスを上げる、スキルを習得する、

私たちの世界であっても非常に有効な選択肢だ。

 

人生をハードモードにするのも、

少しでもイージーモードにするのも結局は貴方次第だろう。

 

2019.9.29 Hachi